2022年10月22日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム島で最も蔓延し、被害が大きい違法薬物であるメタンフェタミン(アイス/ICE)は、安価になったこともあり、軽犯罪が増加している原因となっている。また、グアムでは、年齢や収入レベルを問わず、幅広い層で使用されており、この問題がいかに広まっているかを物語っている。

 

米国麻薬取締局(DEA)の捜査官は、金曜日に、グアム商工会議所のメンバーに対して、職場における薬物使用を見分けるためのヒントを示した。グアム担当のDEA常駐捜査官のケネス・ボウマン氏は「私は、2006年から2010年までグアムに滞在しましたが、1グラム平均700ドルから800ドルでした。今は1グラム100ドルから150ドルにまで下がっています」と述べた。

 

また、薬物常用者に歯や髪が急速に抜け落ちたり、興奮が収まらなかったり、瞳孔が開いたり、体重が減ったりといった一般的な症状が出ないことがあるという。従業員や友人が、数日間は非常に活動的でエネルギッシュであるが、その後、沈み込んでしまうことがあるという。

 

グアムのDEA特別捜査官であるジェフリー・ナイト氏によると、近年、グアムではフェンタニルとコカインの使用例が数件ありますが、ヘロインはほとんどないと言う。また、「家族の強い絆はグアムの文化の素晴らしい部分ですが、家族の誰かがメタンフェタミンを使い、助けが必要になっても、警察やリハビリテーション・サービスを巻き込もうとしないことがデメリットになり得るのです。人々は、ハイになることだけを追い求め、家族や愛する人の面倒を見ることを忘れてしまうのです。そして、薬代を得るためにブッシュカッターを盗むなどの犯罪につながのです」と語った。

 

この発表の中で、ナイト氏は、10月29日に、ハゴーニャ市長室、グアム・プレミア・アウトレット、アガナ・ショッピングセンター、グアム海軍病院、アンダーセン空軍基地で、恒例のDEA薬回収を実施することを発表しました。これは期限切れや未使用の薬を匿名で提出し、違法に販売されたり使用されたりするのを防ぐことができる。処方箋薬は、島外のハワイに運ばれ、適切に処理される予定。この全国的な取り組みは、4月と10月の年2回行われます。

 

今回のセミナーは、来週が薬物乱用防止キャンペーンである全米レッドリボン週間を前に行われたもの。


暮らしを見直し整え
モチベーションをアップしよう。

10年ほど前によく耳にしたアイスというドラッグは今も問題になっていたのですね。コロナが少し落ち着いて、体調を崩したり、精神的に落ち込みがちになっている人も多いようです。物価高騰が生活を圧迫したり、精神的に負担になっているケースもあるでしょう。コロナや世界情勢の変化が日々の暮らしに変化をもたらした人も多いと思われます。

 

自らを振り返っても、この2年半なるがままに状況を受け入れていたら精神的に辛かったと思います。この困難な日々を互いに支え、支えられてきたのはやはり仲間だったように思います。集まって映画を見たり、おしゃべりで盛り上がったり、助け合ったり、情報交換したり、出かけたり、スポーツしたり……。意識的に暮らしを整えることが大切だったとしみじみ思います。

 

まだまだコロナ前の日常に戻るには時間がかかりそうな状態です。引き続き、今からでも暮らしを見直しながらモチベーションを高めることが、自分だけでなく仲間を支えることになるのでしょう。

 

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