2022年11月2日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

 

グアムでは米空軍の航空機をさらに受け入れていることを複数のニュースリリースで明らかにした。正確な数は共有されていないが、数機のA-10CサンダーボルトIIがジョージア州のムーディ空軍基地からアンダーソン空軍基地に一時的に配備されている。この移動は、関係者が「ダイナミック・フォース・エンプロイメント」作戦と呼ぶものの一部で、「太平洋空軍は地理的に争いの絶えない環境において、戦闘力の移動、機動、維持し続けながら戦闘航空力を生み出す能力を行使する」と説明している。

 

ウォーホッグとして知られるこの飛行機は、主要武器として高出力ガトリングガンを使用するが、通常、レーザー誘導ロケットやAIM-9サイドワインダーミサイルも装備している。この配備はサウスダコタ州からB-1爆撃機がグアムへ送られた約1週間後に行われた。

 

この決定は、「爆撃機がいつでもどこでも迅速に展開し、戦闘指揮官に精密グローバル攻撃オプションを提供する能力を実証する」とアンダーセンのリリースは述べている。B-1Bランサーはインド太平洋で「いくつかの」訓練ミッションに参加する予定である。そのうちの1つはすでに実施され、MineXとも呼ばれる海軍機雷演習の完了も発表した。この訓練では、空軍の部隊が米海軍の部隊と協力し、1個500ポンドの重さのMark-62 Quickstrike地雷21個を積み込み展開した。

 

第37爆撃飛行隊司令官クリス・マコーネル氏は、「MineXミッションは、海軍と空軍の緊密な連携と統合を必要とします。地雷を撒くことができる航空機の1つとして、我々は海軍のパートナーと協力し、望まれる目的を達成するために地雷を撒く場所を理解しなければならない」と述べた。

 

太平洋で爆撃機の配備が予定されているのはグアムだけではない。ロイターは、「この問題に詳しい情報筋」を引用して、米国はオーストラリアのノーザンテリトリーの基地に最大6機のB-52を送ることを計画していると報じた。核兵器搭載可能な爆撃機は、中国との緊張が高まる中、米国の同盟国へ送られる。

 


再び北朝鮮から日本海に向けて
弾道ミサイル発射された模様

今朝再び北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射、中国では中国共産党の党大会と中央委員会全体会議を経て、異例の習近平総書記3期目政権の新指導部が発足。ロシアのウクライナ侵攻は混迷を続け、さらに長期化する様相。そして中国の台湾侵攻が数年以内という見方もあるようです。今日の記事はインド太平洋地域に多くの火種が燻る中で、アメリカ軍の配備変更や計画によるものなのでしょう。このエリアから懸念材料が払拭される、いや少なくとも緊張が緩和することを願うばかりです。

 

 

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