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2022年11月18日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム電力公社(GPA)は、木曜日、電力料金の最も高い部分である現在の燃料サーチャージを来年7月まで据え置くとした。燃料サーチャージは、7月初めから3回値上がりし、現在は、1キロワット時あたり31.85セントとなっている。月に1,000キロワット使用する平均的な電力顧客は、現在416.10ドル請求されている。

 

グアムでは電力料金の上昇を緩和するために、電力顧客に毎月100ドルのクレジットを提供しているが、このクレジットは今月で終了する。先週、立法府は、毎月のクレジットを来年4月まで延長する法案を提出しましたが、納税者の負担は、総額2638万ドルとなっている。

 

燃料サーチャージを承認する公益事業委員会(CCU)は、1月下旬に会合を開き、燃料サーチャージの次の半年間の調整期間である2023年2月から7月の間に、顧客が支払うべき燃料費を決定する予定である。GPAは、燃料価格の高騰により8月には燃料費で約4700万ドルの赤字を出していたが、1月末までにその赤字を3400万ドルまで削減する見込みだ。

 

31.85セントのサーチャージが来年7月まで据え置かれれば、GPAの燃料赤字はさらに減り続け約830万ドルになると、GPAのジョン・ベナベンテ総務部長は委員会で語った。ジョーイ・ドゥエナス委員長は、31セントで維持するのが望ましく、これ以上高くならないようにしたいと述べた。

 

世界的な原油価格の高騰と、GPAが連邦政府の大気浄化規制を遵守するために、よりクリーンで高価な燃料を燃やすことを要求されているため、発電所用の燃料はより高価になっている。グアムの電力は1キロワット時あたり41.3セント、そのうち31.85セントは燃料サーチャージで、これまでで最も高額になっている。GPAの運営に必要な9.4セントの基本電力料金はこの10年間変わっていないという。

 

「ハワイや他の太平洋諸島、サンディエゴに比べれば、私たちはまだまだ低い水準にあります。ハワイはもちろん、他の太平洋諸島やサンディエゴははるかに高く、ハワイは1キロワット時あたり50〜60セントです」。

 

現在GPAが負担している燃料1バレルは約132.67ドルだが、来年7月には約109.44ドルまで値下がりする見込みであり、この予測が実現すればGPAは燃料サーチャージを引き上げる必要はない、とベナベンテはCCUに語った。

 

ウクドゥ発電所
燃料効率の高い新ウクドゥ発電所が稼働し、GPAの燃料需要が半減する予定の2024年までは電力顧客の料金負担は大きく軽減されないと予想される。GPAは、燃料への依存度を減らすために、すでに民間の太陽光発電所と契約しており、今後数年の間にさらに太陽光発電所を追加する予定。

 

CCUメンバーのサイモン・サンチェスによると、燃料サーチャージは2015年には1キロワット時あたり10セントだったが、2016年には8セントに下がり、現在は32セント近くになっているという。ウクドゥ発電所と自然エネルギーへの投資でを進めている。この計画は私たち電気料金を削減するために機能し、それを目標としているとしている。CCUは、11月29日に会合を開き、GPAがPUCに燃料サーチャージ案を提出する権限を与える決議案を採決する予定。


日本では再びコロナ関連
ニュースが増えてきました。

なんだか数ヶ月まで、メンテナンスや故障などで発電量に問題があったり、停電が頻発していたり、電気代を上げないと赤字が膨らみ、さらに石油の購入ができないような鬼気迫る感じだったのに、随分状況が好転しているようですね。物価の上昇が止まらない中で、値上げを食い止められるものがあるだけでも幸いですね。

 

日本では新型コロナウイルスの感染者が再び増加傾向にあるようで、シミュレーションでは、東京都の感染者数のピークは年明けになるとの分析もあるようですね。第8波の入り口にさしかかっていて、感染者が急増するおそれがあり、ワクチン接種会場も混み始めているよう。

 

今年こそ、いつもの年末年始が戻ってくるのではと期待していたのですが、タイミングが悪そうですね。感染症法上の位置付けも「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じ「5類」へ変わらないまま、楽しいホリデーシーズンに混乱が起こらないといいですが……。

 

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