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2022年11月29日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

ホリデーシーズンの真っ只中。サンクスギビングから年末年始にかけて、ゴミ箱に捨てられる食品は25%も多い。グアムではアメリカの通常の感謝祭よりはるかに多くの人が集まり盛大に祝う。そのゴミを処理するための、無料で利用できるコンポスト(堆肥化)の方法がある。

 

コンポストとは有機物を分解したもので、生ゴミを栄養たっぷりの土に再生する魔法のような行為。生ゴミは適切な環境を与えると分解され、農家が「腐葉土」または「黒い金」と呼ぶものに変化する。腐葉土は、植物に与えることができる最も豊富な肥料であるため、「金」と呼ばれている。農家や園芸家にとって本当に貴重な資源で、より健康で大きく幸せな植物を育てる傾向があるのです 堆肥は植物にも私たちの健康にも安全で、市販の合成肥料や化学肥料よりも好まれる。

 

コンポストを成功させるには、乾燥したゴミ、湿ったゴミ、そして通気性という3つの要素が必要。乾燥したゴミとは、通常、木から出る茶色い土のようなもので、細断した段ボール、新聞紙、乾燥した茶色の葉などを指す。湿ったゴミは、ニンジンの切り口や緑のチップ、果物の芯、皮をむいた野菜など、農産物から出るもの。

 

この2つの重要な成分を適切に分解するためには、エアレーションが必要。エアレーションとは混合して空気を含ませることで、呼吸する場所を確保すること。また、コンポストを控えた方がいいものがいくつかあることも覚えく必要がある。油で炒めたり、ソースをかけたりしたもの。また、コーヒーのカスや柑橘類など、酸性の強いもの。少量であれば問題ないが、酸性の材料が山を覆い尽くさないように。

 

コンポストってどうやるの?
ブラックゴールドの作り方です。堆肥化とは、適切な環境で適切な成分を分解させること。そのための環境はいろいろあるがバナナの木の下が適切。バナナの木は、より多くの栄養と水を必要とする。コンポストと共生することで生ゴミを分解し、木そのものを生き生きとさせることができる。木の根元に穴を掘って、コンポストを放り込むだけ。

 

また、通気孔のあるバケツやゴミ箱を利用する方法もある。生ゴミは臭うので、屋外に置いておくのがベスト。コンポストバケツは、野生動物が近づけない安全な場所に保管し、数日おきにコンポストを混ぜて通気性を良くする。

 

グアムグリーングロースとのパートナーシップにより、グアハンサステナブルカルチャーズは、グアム博物館の向かいにあるハゴーニャコミュニティガーデンに、無料のコンポスト置き場を設置している。コンポストには他にもいろいろな方法があるが、この3つの方法が最も身近に始められる方法。生ゴミを減らして、今日からコンポストパイルを始めよう。


持続可能な経済活動を実現するために、
数字に隠れた歪みに目を向けて…….。

コンポストの方法を以前調べた時、YoutubeやWebサイトでも多くの情報が上がってきましたので、どの方法が自分の居住環境やライフスタイルに適しているか、長続きする方法を選択するのがいいでしょう。

 

コロナ禍をきっかけに生活が一変した人は多いはず。一方で一向に変化がなかった人、さらに生活の質が向上した人もいます。格差が広がり、人材が流失したり、産業事態が収縮したり、コロナの歪みがさまざまな場面で顕著になってきているように思います。

 

今日取り上げなかった記事で「ブガムは黒字で会計年度をスタート」という記事がありましたが、個人所得税とビジネス特権税が水準を上回ったという要因があるようですが、どんぶり勘定で良しとするのではなく、数字に秘められた意味を考えてほしいと思います。法人税の減収と個人所得税の増加が意味すること、比較対象を前年度の2021年としていること、数字から問題を探り、解決する努力をしないと、本当の意味での持続可能な経済活動が続く社会は実現できないように思います。

 

 

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