2022年12月10日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアムは12月末から1月初旬にかけて、日本からのアウトバウンド旅行者15万人のトップデスティネーションのひとつになると予想されている。グアム政府観光局(GVB)のメンバーは、金曜日の朝、ヒルトン・グアム・リゾート&スパ・ミクロネシアン・ボールルームで、四半期ごとのミーティングに参加した。

 

GVB局長は、前回9月の会合以来、日本中の旅行者に向けて、日本でのグアムのプロモーションを進めてきたと述べた。GVB副局長は新年度の日本からの旅行者数の見込みを明らかにした。

 

「日本政府観光局は、12月23日から1月3日の期間、約15万人の旅行者を見込んでいる。これは昨年の7.5倍にあたる」とペレス氏は述べ、さらに「グアムは現在、日本の旅行先としてトップクラスにある」と付け加えた。しかし、ペレス氏は、円安ドル高や燃料費の高騰など、いくつかの障害についても説明した。JTBによると、海外旅行費用が2割増しになるという見方を示している。

 

グアムの主要産業の回復を支援するため、GVBが今年度中に行うことについて説明した。第2四半期は、ソーシャルメディア・ブランド・マーケティング・プログラムを継続し、特に「旅行好き」マーケットをターゲットにします。日本には、旅行好きと自認する20歳から34歳の顧客層が多いので、そこにフォーカスしていくとしている。また、日本-グアム間の便数も話題となり、ペレス氏は日本航空がユナイテッド航空と共同で12月下旬から3月上旬に増便する意向であることを明らかにした。

 

韓国
今週初め、GVBは医療と教育の観光促進を目的に、韓国の大学2校との提携を発表。これに伴い、12月は4万4千席、1月は4万5千席から4万6千席、2月は4万席程度になると見られ、今後数ヶ月の間に韓国からグアムへの座席が4万席以上になると述べた。

 

韓国からの旅行者だけでなく、全体の旅行者の増加も予想される。11月については、(11月26日までの)到着者数が(33,000人)、34,000人近くになり、月末には(35,000人)~40,000人に近づくと予想している」とペレス氏は会員総会で述べた。

 

GVBが発表した9月と10月の月次入国者数では、韓国人がそれぞれ全体の64%と71%を占めている。9月のサマリーでは18,065人が訪れ、10月は22,716人だった。


グアムは年末年始の人気海外旅行先5位、
出国者総数の2019年比81.9%減。

JTB発表のニュースは4〜5日前に耳にしていましたが、私が印象に残ったのは「年末年始の旅行先はハワイ、グアム、韓国、タイが人気」ということより、「コロナ禍前の2019年と比べると81.9%減で、本格回復にはほど遠い」という部分と「円安や燃料費の影響で、1人当たりの海外旅行費用は2019年比28.7%増の26万円になる見通し」というくだり。

 

そしてHISが発表した年末年始の海外旅行予約者数ランキング都市で、11年ぶりに1位に選ばれたのはソウル、5位に釜山がランキングされていることを考えると韓国人気は高いようです。1位の座を明け渡したホノルルが2位にランクイン、そして3位には昨年同様バンコク。やはり円安、ウォン安の影響を回避できる場所が強いようですね。

 

それでも2019年と比べると81.9%減のランキング。ニュースの意図や数字の背景、誤解を招かないように伝えることを心がけたいですね。

 

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