2023年1月2日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアムの医療不足への対応、教育の必要性、労働者中間層への支援の充実などが、選挙で選ばれた指導者が正式に就任する際に取り組んでほしい課題として挙げられている。

 

求人情報
ジーゴの住民であるジョセフさんは、仕事を見つけるのに苦労しており、仕事を得るために必要なリソースが不足していると述べた。彼は積極的に仕事を求める人たちに、より多くの機会が与えられることを新しいリーダーシップに望んでいる。「私は今、就きたい仕事ではなく、就ける仕事に就いています。だから、もし何か援助があれば、本当にうれしい。日常生活を送るために必要な、あらゆる種類の支援です」とファウストさんは言う。

 

ファウストさんは、軍人や低所得者、多世代家族のための住宅などの支援プログラムがある一方で、中産階級の人々に対するより多くの支援や援助も必要であることに気付いたという。「例えば、私のようにある程度のお金や収入があれば、子供が多くて全く仕事をしていない人のように、GHURAの住宅に簡単に申し込むことはできません」という。

 

サイモン・サンチェス高校の15歳の生徒、エデンさんは、グアムの指導者たちは、生徒の精神的健康に対処するためのプログラムの実施に焦点を当てるべきだと述べた。「学校ではいろいろなことが起こっています。COVIDが私たちに影響を与えました。生徒が精神的にサポートを受け、教育を受けられるよう管理な方法を提供すべきだと思います」と述べた。さらに、学校のインフラの問題にも取り組み続けるべきだと付け加えた。

 

犯罪、医療
ディードレさんは、犯罪の増加、特に麻薬に関連した犯罪の増加に対処することに焦点を当てるよう指導者に望むと述べた。「ここ2、3年の間に、多くの混乱が起きていると思います。プログラムがあるのは確かですが、もっと検討すべきなのでしょう」と言う。


問題に真摯に向き合うことが解決の手段。
2023年はグアムの空気感が変わることを願って。

今日の記事のような市民の声に耳を傾けることが、グアムの抱える問題の本質に切り込む手がかりだと思います。雇用のミスマッチ、物価高騰と賃金バランス、教育システム、メンタルケア、治安、問題は山積しています。行政の視点と実情が乖離していることが依然として問題提起される所以なのでしょう。

 

必要なところにサービスや支援が届いていないということを真摯に受け止め改善に努めないと、さらに問題は深刻になるように思います。産業がさらに後退するか、人材の流出がさらに進むか、多くの人が心を病むか、治安の悪化が公然と叫ばれるようになるか……。早い時期に対処しないと….なんだかタイムリミットが近づいているようにさえ感じてしまいます。2023年が終わる頃、グアムの空気感がすっかり変わっているといいのですが…..。

 

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