グアムの朝刊(2023.3.28)：ユナイテッド航空、旅行方針に関する声明を準備中

2023年3月28日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

ユナイテッド航空のコーポレート・コミュニケーション・オフィスは、ハワイで実施された新しい旅行政策がグアムの乗客に懸念を与えていることについて、ジェシー・ルハン上院議員がUALのオペレーション担当マネージングディレクター、サム・シノハラ氏に宛てた手紙に返答する予定。航空会社の代表者は、ルハン氏が書簡を送ったと発表した翌日の3月24日、書簡を検討中でルジャン上院議員に直接回答する予定であると述べている。

新しい旅行方針について、グアムから米国本土へ向かう際のトランジットの乗客は、ハワイ到着時に手荷物を預けなければならない。その後、税関と農務局を経て、運輸保安局の審査を受け、飛行機に乗る前に手荷物を再チェックすることになる。ルハン氏は不便であると同時に差別でもあるという。

これらの新しいプロトコルは、私たちの国民に対する差別的な対応としている。さらに「地政学的な重要性、インド太平洋地域の軍事作戦における重要性の高まり、軍隊への入隊者数の多さ、そして私たちが米国市民であることを考えると、このような扱いを受けるべきではありません」と述べた。

同議員は、ユナイテッドを非難しているのではなく、新しい措置がな」実施されるのかについての答えを求めているのだとしている。「グアムの旅行者への差別的で負担の大きい影響を排除または軽減するために何ができるのか。多くの有権者が新しい手続きについて質問、苦情、問い合わせをしている中、説明を受けたいと思います。なぜ、グアムからハワイを経由してアメリカ本土に向かう際に、グアムの乗客に追加手続きがあるのですか？」。

GVBはルジャンの意見に同意
本紙は、この書簡について、出入国者を管理しているグアム政府観光局(GVB)にコメントを求めたが、GVBはこの書簡を知らなかった。GVBの副局長のジェリー・ペレス氏は書簡を確認した後、ルジャンの旅行方針に関する見解に同意すると述べた。「この方針の変更は、グアムから来る旅行者にとって不便であり、なぜこのような決定がなされたのか、航空会社に対して回答を求める必要がある」とペレス氏は述べた。

朗報！JALが4月1日から5月31日までの予約・発券で
燃油サーチャージの値下げを発表！

グアムからアメリカ本土へのアクセスの主要中継地であるハワイで荷物検査を受けるのは時間的にも負担ですよね。グアムがまさに外国扱い。そもそもアメリカ本土をグアム観光の主要マーケティング戦略に加えることを願い、グアムを結ぶ直行便を願っている私としては、アメリカ本土でのグアムに対する認識や意識の低さがこのようなプロトコル変更へつながっているのではと思います。それにしてもGVBが知らなかったというのは……………………。　

春休みに入り日本からの旅行者も増えていますが、未だにワクチン接種規定が周知されておらず、成田で搭乗できなかった事案も発生しているようです。楽しみにしてくださっていたグアム旅行がこんな形で叶わないとは、なんとも残念でなりません。本ページに現状の入出国の検疫情報をまとめたインスタリンクを掲載しておきますので、ご旅行を計画されている方は再度確認してください。

そして、ゴールデンウィークや夏の計画を立て始めている方へ朗報です。日本航空さんが4月1日から5月31日までの期間に予約・発券した場合の日本発の燃油サーチャージの値下げを発表！現在と比べて片道あたり5,100円、往復10,200円、4人家族なら40.800円も安くなる計算です。原油価格で高止まりしてきた燃油サーチャージのこれほどの値下げはコロナ以降はじめだと思いますよ。今日はJAL さんのスケジュールも掲載しておきますので、ぜひ旅の計画に役立ててください。

 

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