2023年4月4日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

全米夏季交通研究所は、太平洋夏季交通教育プログラム(PAC-STEP)に応募する高校生を4名募集している。このプログラムは、9年生から12年生の生徒を対象に、陸・海・空のさまざまな交通手段を探求する。「PAC-STEPは、関連する活動、遠足、レクリエーションイベントを通じて、科学、技術、工学、数学における輸送のキャリアを紹介します」とグアム政府のリリースに記載されている。

 

キャンプは2週間にわたって開催され、生徒たちは自転車、野外遠足、ワークショップ、GPSデータ収集のレッスン、STEMプレゼンテーション、その他の教育活動に参加する予定。グアム知事は「交通機関は私たちの日常生活に欠かすことのできないものです。多様な産業に不可欠な機能を提供し、繁栄に不可欠な枠組みを提供するキャリアに興味がある方は、ぜひ応募してください」と述べている。PAC-STEPは、ハワイ大学マノア校が主催し、6月18日から30日まで、オアフ島で開催される。学生は交通分野のプロフェッショナルから講義を受け、ホノルル周辺の複数の交通現場へのフィールドトリップを体験する。

 

グアム副知事は、「若い人たちが、交通という重要な仕事を通じて、STEMの仕事を実際に見ることができる機会です。米国運輸省、連邦道路局、ハワイ大学のパートナーの皆様が、グアムの優秀な学生たちにこのプログラムを提供してくださったことに感謝します」と述べた。旅費や住居に関する費用は、すべてこのプログラムで賄われる。応募締め切りは、4月14日午後5時です。詳細およびオンライン応募は、eng.hawaii.edu/pacstepをご覧ください。


来月5月8日、日本の水際措置終了予定を
遂に日本政府が発信。

電車もなくバスも限定的な運行のみで交通手段が車一辺倒のグアム、多彩な交通機関を体験できるプログラムはグアムの子供達にとってとても有意義ですね。年度末まで1ヶ月余り、どのような夏休みを過ごすか関心が高まる時期ですね。そんなお子さんにぴったりのプログラム。関心がある方は是非応募してください。

 

GUAMLOVERSでも9〜12歳向けの夏休みのプログラムを計画しています。さまざまな日本の文化に気軽に触れることができる機会となればと思って、内容やスケジュールを詰めているとことです。詳細が決まりましたら、「グアムの朝刊」でも紹介しますのでお楽しみに。

 

今日はもうひとつニュースを紹介します。来月5月8日に予定されている新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴い、新型コロナウイルス感染症に係る水際措置(臨時的な措置を含む)を終了する予定であることが外務省から発信されました。発熱などが確認される方に対し、新たな感染症の流入を平時においても監視する「感染症ゲノムサーベイランス(仮称)」が5月8日に開始されるようです。以前からメディアでは政府の方向性を漏れ聞いてきましたが、政府の発表ははじめてとなりました。移動が制限され、交通機関の利用にも制限が課され、密になること極力控える気運が高まった3年、日本政府の対応はようやくコロナ前に戻ることになります。残るのはアメリカ入国のハードルだけです。

 


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