2023年6月1日朝刊、The Guam Daily Post抜粋、要約

 

台風マワールによるグアム島の荒廃は、グアム政府観光局(GVB)の予測に基づくと、パンデミック前のレベルに戻る観光の回復を大幅に遅らせることが予想される。COVID-19と国際的な旅行制限で観光業界は壊滅的になった。マワール以前は、観光客の到着は今年度67万人に達すると予測され、2019年度に見られた160万人以上の到着の約41%としていた。GVBのジェリー・ペレス副局長が作成した観光影響報告書には2023年度の訪問者数はわずか40万人にとどまるだろうとしている。

 

GVBによれば、2024年度のマワール後の予測も同様に厳しい。2024年度の到着者数は55万人から60万人になると予想している。これは、今年度のマワール前に予想された41%の回復を下回るもので、「すべてCOVID-19による悪影響を上回る現地の回復の進展が条件となる」と報告書は述べている。

 

台風からの復旧は、民間施設、公共インフラ、供給元市場の消費者信頼感などの過去の回復状況に基づいて、24~30ヶ月かかると思われると述べている。丸2年というのは、過去に観光市場が台風から回復するのにかかった期間とほぼ同じだという。2002年の超大型台風ポンソナの後では、ほぼその期間で到着者数が台風前の95万人以上まで回復したと報告書は述べている。ポンソナは約7億3,000万ドル相当の被害を島に与えた。

 

1997年の超大型台風パカの後、20年近く観光業が回復したことを異常と指摘している。グアムがパカ以前の120万人の入国者数を取り戻したのは、2016年になってから。回復は1997年のアジア経済危機、KALの墜落、湾岸戦争、マグニチュード8.1の地震、2002年の2つのスーパー台風(チャタアン、ポンソナ)、SARS、2001年9月11日を含む一連の出来事によって長引いた。

 

マワール後の被害調査は保留されていますが、市長たちは、グアムを襲った最新の嵐によって、数千人とは言わないまでも、数百人が家を失ったと推定している。

 

立ち往生する観光客
一方、GVBは、マワールの後に足止めを食らった約5,000人の旅行者を快適にするための措置を講じている、と同局のニュースリリースは述べている。
GVBは、旅行代理店、地元のバス会社、ホテル、業界パートナーに働きかけ、旅行者を輸送し、グアムからのフライトを待つ間の宿泊費と食事代を一部負担することで「安心感を提供」している。

 

ペレス氏は「グアム島が嵐後の復興に取り組む中で、訪問者の安全と幸福を確保することは、依然として優先事項。GVBのスタッフは、グアム島のホファアダイの精神に則り、観光パートナーとともに、取り残された観光客へのおもてなしを行っています」と述べた。

 

グアム・ホテル・レストラン・アソシエーション(GHRA)は、対応策の調整を支援しているとリリースには書かれ、同様に大韓民国領事館は、出発する旅行者のための輸送、緊急医療サービス、水の提供を支援している。

 


2024年度の渡航者数予測はコロナ前の1/3😭。

 

3年待った後の台風、心が折れそうな人も多いと思います。20年前の台風を知らない人には辛い日々が続いていると思います。徐々にインフラが回復してはいるものの、電気が戻ったところは島内の30%程度ですから、大半の人は不便な生活を余儀なくされています。

 

そんな中で2024年の観光客の予想数が55万人、コロナ前の1/3の数ですね。この数字をどう見るか、多くの人が暮らしや生活を考える上でのポイントになる数字だと思います。洗濯もできず、電気もなく、一向に片付かない自宅。トイレの水を運ぶ毎日、それ以外何もすることがなくてもストレスが溜まり、将来を考えると不安だけが募ります。

 

 

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