2023年6月5日朝刊、The GUAM Daily Post抜粋、要約

 

ある日、水が出たと思ったら、次の日には水がない。そんな話が、グアム島の家庭で繰り返されている。すべては需要と供給の問題だ。「水が出ないのは、井戸をいっぱいにしようとするからです。日中は需要が高すぎて供給が追いつかないのです」とグアム知事は述べている。

 

土曜日の夕方に出された知事の行政命令2023-04は、この問題をさらに細分化し、台風マワールによる公共の水供給不足による緊急事態宣言を後押しするもの。行政命令によると、水道システムはグアム島の電力システムに大きく依存しているが、一貫した電力が利用できないため、グアムの上下水道システムの復旧が阻害され、水ポンプステーションが停止する結果となった。

 

「結果、グアム島全体で水道が使えなくなったが、この原稿を書いている時点では、復旧の過程にあり、一方、グアム島の電力がより広範囲で使えるようになれば、より多くの水ポンプが稼働するようになるだろう」と、グアム知事は行政命令で述べている。

 

グアム電力公社とグアム水道公社は、サービス復旧のために24時間体制で取り組んでいます。GPAは、土曜日の午後1時現在、顧客需要の46%を復旧させた。GWAの北部水系は、稼働可能な井戸の55%がオンラインとなり、「正常に稼働」している。しかし、中部と南部のサービスは不安定で、一部の村では水量が減少していたり、まったく水が出なかったりしている。「貯水池の水位が一定でないことは、地域社会への水の供給を拡大する上で大きな障害となっています。すべての村で給水が可能ですが、グアム島の高地に水を供給するためには、貯水池の水位を上げ、安定させる必要があります。貯水池の水位が回復するまでの間、住民は断続的な混乱を経験し続けるだろう」とグアム知事は述べています。

 

「繰り返しになりますが、皆さんには節水をお願いします。屋根を洗っている人の写真を見たことがあります。ちなみに、それは法律違反で、罰金になることもあります」とグアム知事は土曜日に述べた。洗車、水ぶきなど重要でない目的での水の使用は、15日間、行政命令で禁止されている。この行政命令では、節水命令に従わない者を軽犯罪に問うことができる。また、この命令で発動された法律によると、水の無断使用で有罪判決を受けた事業者は、1,000ドルから25,000ドルの罰金を科される可能性がある。6月18日まで、島民は水の使用を掃除、入浴、調理に限定すべきであり、貯水池の補充と安定化を可能にするためだと、大統領令は述べた。

 


水も電気も再び止まることがあります。
こんな時に怪我や病気にならないように。

 

電気の回復率はまだ半分ほど、我が家は幸いにして数日前に電気が戻ってきたのですが喜んだのも束の間、再び停電になっています。水についても再び断水という話を聞くので、未だにバケツやゴミ箱に貯めた水がトイレを埋め尽くしています。安定して電気、水が供給されるまで油断できません。飲水についても水不足が続いているようで、水屋さんを何軒も回った話もよく聞きます。今日は月曜、本来なら意気込み新たに迎えているはずの朝ですが、すべてが止まったまま、みんな日々の営みをこなすのに精一杯な感じです。

 

今日は別の記事で、2024年度には水道料金の大幅な値上げ提案しているという記事がありました。基本料金、ライフライン料金、ノンライフライン料金の27%の値上げと、法定のサーチャージを3.5%から3.8%に引き上げることを提案しているということです。

 

また、別の記事ではグアム島で唯一の公立病院「グアムメモリアル病院」では、患者の劇的な増加。電力、信頼できる水、酸素の不足により、投薬が困難になり、慢性的な医療問題が継続したことが増加の原因である伝えています。さらに、多くの地元のクリニックが停電のために再開が遅れ、グアムメモリアル病院に来る必要性が生じているとも述べています。汚れた水に起因するガスや下痢を訴える患者もいたとも伝えています。

 

みなさん、停電や断水が解消されても油断せず準備は継続してください。そして、体力が低下していたり、疲れが溜まっていると思いますので、口にするものは安心できるものを。

 

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めした。

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