2021年5月27日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

議員たちは、公衆衛生上の緊急事態を継続的に延長するグアム知事の権限を制限する法案に対するグアム知事の拒否権を覆すことができるかどうかについて投票する予定。

 

この法案11は3月に知事によって拒否権が行使された経緯があり、立法府の決議によって更新されない限り、90日後に公衆衛生上の緊急事態が自動的に解除され、解除を防ぐためには30日ごとに上院議員による更新が必要となっている。また、この法案では、死亡、重度の障害、または将来的に大きな損害を被る可能性が高くない場合、議員はいつでも宣言を打ち切る投票を行うことができるという。

 

この法案の成立は15人の議員のうち8人が承認、拒否権を覆すには10票が必要となる。この法案を提出したドゥエナス氏は、公衆衛生上の緊急事態を宣言するグアム知事の権限を制限するものではなく、監視の手段とし、地域社会の意見を取り入れるためのものであると述べている。この法案が可決されれば、緊急事態の延長が検討されるたびに公聴会が開かれることになる。

 

グアム知事はこの法案が緊急事態において迅速に行動し、人命を救う能力を危うくすると述べている。


国民や住民はリーダーの心の声、
ビジョンが聞きたいです。

 

なんともややこしい法案で、なかなか難しい問題ですね。トップの暴走を制御する手段を持っておくことも必要なことだと思う反面、トップのリーダーシップを阻害することにもなりかねない。議会民主主義の弱点というか盲点なのかもしれませんね。

 

コロナ禍で世界のリーダーの判断力や考え方が顕著になった気がします。自国民の命を守ることを最優先しているリーダー、経済を止めない合理的な政策を打ち出したリーダー、どこを向いて対策を打ち出しているのかわからないままずるずると成り行きに任せている感じのリーダー、いろいろでしたね。誰もが経験したことのない未曾有の事態で、何が正しいのかたぶん誰もわからないでしょう。

 

ただ思うのは自国民や地域住民に対し、方向性を提示し説明を尽くし、心からの声を伝えているかどうかということが一般の人々の意識を変えたり、リーダーに対する信頼へつながっていると思います。逐一情報が公開され、リーダーのビジョンやプランが国民や地域住民の共感を得られるような形で公になり賛否が活発に話題になるような社会のムード、そんな風通しの良い行政の環境というのは難しいのですかね。政治の世界に一旦入ると難しくなるのでしょうね。😞 😞 😞 

 

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