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グアムの朝刊(2021.6.13):いつも違うと感じていた

外務省のサイトより

2021年6月13日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

彼は、自分が正しいと思うことに疑問を持つことはなかった。出生名はロバート・ガリド。しかし名前を尋ねたら、あるいは過去30数年間に名前を尋ねたら、彼は「ブロンディ」と答えてきた。「1987年、僕の名前を覚えていない人がいて、僕の髪がブロンドだったので、ブロンディが誕生したんだ」とガリドは言う。彼は当時18歳だった。そして新しいニックネームは定着した。

 

ガリドさんは毎年、プライド月間に行われるLGBTQ+のイベントに積極的に参加している。毎年6月、グアムは世界の他の国々とともに、すべての人、特にゲイコミュニティの人々のために平等な権利獲得の達成と継続的な努力に努めてきた。ガリドさんが自分がゲイであることを親しい人に初めて伝えた10代の頃を思い出す。

 

6月4日にタムニングで開催された今年のプライドウェーブで、グアム・デイリー・ポスト紙のインタビューに応じた際、「私は小さな女の子、つまり男の子の頃から、いつも違うと感じていた」と笑う。「カミングアウトしたのは15歳のときだったと思います。でも、私の家族はそれを受け入れてくれました」。彼の経験では、グアムの多くの人々が、彼がオープンで誇りを持つことを容易にしてくれていると言う。

 

「私は人生を愛しています。自分の人生を愛しているし、何も変えられません」と語る。「私は自分のことを誇りに思っています。もし誰かがそれに問題を感じているなら、それはその人自身が解決しなければならないことでしょう。私たちはここにいるのだから、消えたりはしない。私たちはここにいて、ここに留まるのです。何世代にもわたって、常に誰かが存在するのです」と。

 

プライド月間にあたり、ガリドさんは自分の真実を公に示すことに悩んでいるコミュニティの人々に、次のように呼びかけている。「頑張れ。カミングアウトしてください。何も恐れることはありません。もし街で私たちを見かけたら、遠慮なく声をかけてください。質問があれば、私たちのところに来てください。私たちはお互いをサポートするためにここにいます。私たちは家族です。」


LGBTを問題と捉えないほど
グアムは自由でおおらかです。

新型コロナや観光業再開への期待が高まり、連日「グアムの朝刊」でも取り上げてきましたが、あまり進展がないので、今日はジェンダーについての記事を取り上げました。グアムは元来ジェンダーに関する許容度が非常に高く、いやジェンダーだけでなく障害や人種などに対しても個性として受け入れる土壌があるように思います。そのようなことをあえて問題にしたり語る必要もないほど自然に受け入れられているように感じています。それは美しい海と同じぐらいグアムが誇れる自由で寛容な風土なのです。

 

私の親類にもLGBTや障害のある人がいますが、それを家族も親戚も普通に受け止めています。先日も「〇〇ちゃんが、彼女と結婚したらしいよ」という話がありました。それは「〇〇ちゃんが、日本人と結婚したらしいよ」という違いぐらいしかありません。

 

ガリトさんが「もし誰かがそれに問題を感じているなら、それはその人自身が解決しなければならないことでしょう。」という言葉がすべてだと思います。人それぞれに個性やスタイル、タイプがあるから様々な文化や芸術、ファッションやトレンドも生まれます。当たり前のことですが、人がそれぞれ自由にらしく生きられる、それがグアムに長年根付く空気感。もし違和感を感じる人がいれば、その人たちが自分と向き合い消化することで、その人もまたさらに自由な生き方を得られるに違いありません。

 

 

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1 コメント

  1. ガリトさんの言葉、素晴らしいですね!

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