2021年12月5日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約
今週、米国疾病予防管理センター(CDC)が、旅行者向けのパンデミック警告リストからグアムを含めないことを発表、グアムの観光業界にささやかな朗報がもたらした。グアムは、第3波から回復軌道に入り感染者数が減少、入院件数も減少しているにもかかわらず、8月以降、渡航リスクが「非常に高い」と評価されてきた。
グアム観光局(GVB)の副局長は、水曜日に行われた政府の復興タスクフォースの会議で、「パンデミック警告リストは私たちが常に配慮している指標の一つであり、実情にそぐわないリスクの高い地域としてリストアップされてきました。12月6日より、ホワイトハウスの地域担当副局長は、グアムをCDCによる勧告から外すことを示唆しました」と述べた。一方、観光業界は今週、多くの悪いニュースにも直面している。
COVID-19の新規陽性者はようやく下がってきたが、オミクロン変異種の出現により、主要マーケットのリーダーは再び国境を厳しくしている。検疫の厳格化によりグアムに行きたい人が母国に帰る際のハードルを高くし、海外旅行の動機付けを減退させている。
日本の当局は航空会社と協力して入国者数を減らす努力をしていましたが、新規予約の禁止令が出された翌日には撤回された。日本は世界中の外国人の入国を禁止しているが、日本人の配偶者、永住許可を得ている人、その他特別な配慮が必要な人は例外としている。
水曜日に最初のオミクロン株が報告された韓国では、国籍やワクチン接種の状況にかかわらず、今後2週間は海外から到着するすべての乗客に少なくとも10日間の隔離を義務付けることを発表した。
グアムではアトラクションを再開し、経済を再び活性化させるために最善を尽くす必要があるが、オミクロン株が今後のグアムの計画や見通しに暗雲をもたらしていることは明らかである。
韓国は引き続き感染者数更新、
オミクロン株のクラスターの可能性も。
韓国ではオミクロン株陽性者が新たに3人確認で合計9人になり、感染が新たに確認された3人は教会の行事の参加者だということで、集団感染が起きていないか700人超の検査が進んでいるようです。病床使用率も高く、逼迫した状態が引き続き1000人以上が入院できない事態が継続しているようです。韓国ではwithコロナへの世論の支持が根強いらしいですが、医療崩壊をなんとか食い止める仕事を最後までしてほしいですね。韓国マーケットが動き始めたことで希望を繋いできたグアムの観光業界にとってもどこまで影響が長引くかは、韓国のリーダーの手腕に委ねるところが大きそうです。
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