2021年4月14日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム保健省は火曜日に、高校と大学の卒業式のガイドラインを発表、これによると2021年度の卒業式を屋内で行うことは認められない。

 

卒業式は基本的にドライブスルー式の場合は、以下のルールが適用される。

– すべての式典は屋外で行われなければならない。
– 出席者は学校の教職員、卒業生、そして 卒業生1人につき4人以下のゲストに限らレル。
– 出席者は卒業式の前に各学校に事前登録しなければならない。
– 卒業生は卒業証書を受け取るときや写真撮影の時のみステージに上がることができる。
– 卒業式の開催を希望する学校や大学は、卒業式の21日前までに計画をグアム保健省に提出しなければならない。
– 卒業生は3フィート離れていなければならない。
– 屋外でも各卒業生の家族は、他の生徒の家族と6フィート離れていなければならない。


市民に不自由をお願いするには
分かりやすい数字の方が説得力があるのでは?

昨年に続いてなんとも味気ない卒業式ですね。アメリカでは入学式というものがないので、本来卒業式は一大イベント。アメリカの大学では卒業式自体が取りやめというところも多いようなので、ドライブスルー式でもあるだけありがたいですね。高校生の場合、卒業前にプロムと呼ばれるフォーマルなダンスパーティを開くのも常なのですが、もちろんそれも無しですよね。人生の大切な節目になるイベント、楽しませてあげたいですが、あれもこれも諦めざるを得ないですね。グアムに感染収束の兆しが見えても、まだまだ不自由な暮らしは続きます。

 

大阪府で昨日の新規感染者は1099人、はたしてグアムでどれぐらいに相当するのか人口割合から換算してみると20人でした。たしかにグアムでも10人20人という規模から400人近くまで上昇したことを考えると、google AIが弾き出している予測で大阪府の新規感染者が1万人を超えるという予測も頷けます。グアムではさまざまな厳しい規制下でも上昇したことを考えると、現在の大阪の人の動きが続けば数字の上では1万人を越すかもしれませんね。

 

では、パブやレストランの屋外飲食が始まり、小売店がようやく再開して歓喜に沸くイギリスと比較したらどうなんでしょう。イギリスの昨日の新規感染者は3500人程度。日本の新規感染者が3455人ですから、ほぼ同じような数字。人口は日本がイギリスの2倍ほどあることを考えると、日本なら7000人規模の感染者という割合になります。

 

数字の見方はまちまちですが、大きな数字や計算が苦手な私はやはりグアム程度の規模のほうが肌感覚で感染規模を感じられやすく、できれば割合やクラスに何人みたいな身近な数字がありがたいです。もしかすると大阪の多くの人もそうかも?1000人とか言われても、多いのか少ないのか、ピンと来ない人も多いのではないでしょうか。たぶん、国民の協力を得るにはわかりやすい数字を使うほうがいいと思うのです。

 

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