2021年5月14日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム知事は、5月15日(土)午前12時1分より、ワクチン接種を完了した入島者は、グアム到着時に政府指定の施設で検疫する必要がなくなると発表した。検疫免除の対象となるのは、米国食品医薬品局(FDA)が認可したワクチン(モデルナ、ファイザー、ジョンソン & ジョンソン)を接種した人に限られる。また、これらの予防接種の完了を証明する必要がある。

 

グアム知事は、5月15日の観光再開の2日前に署名した大統領令の中で、「この免除措置を利用する旅行者は、COVID-19の症状を自己監視し、検疫要件を含め、適用されるグアム保健省のガイダンスに従うことが求められます」と述べている。

 

また、旅行の3日前までに受けたCOVID-19の検査結果が陰性であること、またはCOVID-19から回復したことを示す書類を、フライトに搭乗する前に航空会社に提示する必要がある。さらに搭乗者は提示した情報が真実であることを証明書の形で確認される。

 

グアム政府観光局(GVB)によると、今月中に観光が再開されても旅行者が殺到するとは考えていないが、旅行プロトコルの更新により、旅行者は旅行計画を検討する機会を得るだろう、としている。

グアムは、COVID-19の感染拡大を防ぐために、ほとんどの活動が中程度の制限の下で許可されているパンデミック指標PCOR(Pancamic Condition of Readiness)3を維持。引き続き対象となるグアムの住民にできるだけ早く予防接種を受けるよう呼びかけている。グアム知事の目標は80%の集団免疫を獲得することで、これは10万人がワクチン接種を完了することを意味します。現在、グアムでのワクチン接種率は60%であるが、木曜日に12歳以上の子供への接種が開始されたことで、早期に目標を達成できる可能性があると当局は述べている。

 

COVID-19の新規症例2件
水曜日に行われた358件の検査のうち、新たに2件のCOVID-19の症例が確認された。公式に報告されたCOVID-19の症例数は累計8,063件となり、139人の死亡が確認されている。グアムのCOVIDエリアリスクスコアは0.4。

 


グアムは検疫緩和に向けて
大きな一歩を踏み出しました

 

グアム知事が思いのほか大きな決断をしましたね。検疫緩和にはもう少し時間がかかるのではと思っていたので意外でした。不安やわからないことなど、たくさんありますが、決まったからには決定を歓迎して、ともに進んでいきたいと思います。

 

検疫要件緩和のビッグニュースですが、主要2紙の記事はほとんど同じで似た感じの内容でした。たぶん、発表された内容がざっくりしたものだったのでしょうね。強制検疫がなくなる時にはPCR検査内容が厳格化されると思っていたのですが、その部分にも触れられていなかったので、現状の検査方式で大丈夫なのでしょう。

 

ネックは5月11日の「グアムの朝刊」で紹介した、検疫を回避するためのワクチン接種証明ですが、メールで依頼しましたが2日間返信がありません。また、友人の話によると電話はつながらないようです。また、日本や韓国などでワクチン接種を受けた人はどのような証明書を用意すればいいのでしょうか?質問はまだまだありますが、明日以降一つずつ判明するのを待つしかないですね。

 

5月11日の記事から抜粋:
月曜日、グアムで予防接種を受けた人の証明書の入手方法を発表。グアム保健省を通じてワクチン接種を受けた人は、電話(735-7143)またはメール(immunizationprogram@dphss.guam.gov)で予約することで入手が可能。申し込みは5~7日前までに。認定されているCOVID-19ワクチン接種クリニックまたは薬局で接種された方は、それぞれの医療機関を通じてCOVID-19接種の確認を依頼することができる。

 

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