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2024年4月6朝刊Pacific Daily news抜粋、要約

台湾をマグニチュード7.2の地震が発生し、少なくとも9人が死亡、1,000人以上が負傷した。台湾を襲った地震としては、過去25年間で最大のものである。グアム知事と副知事は、金曜日に台湾の蔡英文総統に宛てた書簡の中で、台湾はできる限りの支援の手を差し伸べる用意があると述べた。二人は、失われた命に心を痛め、悲劇に見舞われたすべての人々に思いを寄せている。

 

グアム島は、台湾が特に台湾経済文化代表処(TECO)を通じて、グアム島に与えてくれたかけがえのない支援と友好を思い起こすと、両氏は述べた。「あなた方の親切と寛大さは、私たちの心に深く響きました。台風マワールの時も、COVID-19パンデミックの試練の時も、揺るぎない支援に永遠に感謝しています。私たちは共に、人間性と友情の絆で結ばれていることから力を得て、どんなに大きな困難も乗り越えることができるのです」と述べた。

 

立法府
地域・外交問題委員会のティナ・ムーニャ・バーンズ副議長は、木曜日にグアムTECOのチア・ピン・リュー事務局長に宛てた書簡の中で、哀悼の意を表明した。彼女は、逆境の時に同盟国や友人と連帯し、彼らが必要としている時に支援と慰めを提供することは極めて重要だと述べた。「このような連帯の行為は、日米関係の強さと、日米のパートナーシップを特徴づける相互親善を強調するものです」と彼女は記した。

 

GVB、UOG
グアム政府観光局(GVB)のカール・グティエレス社長兼CEOは、TECO総局長宛ての書簡の中で、台湾にも哀悼の意を表明した。「グアムと台湾は50年以上にわたって近接し、特別な友好関係を築いており、台湾はグアム観光の再成長に不可欠な役割を果たしています。思いと祈りは、台湾の回復力のある人々とともにあり、彼らが困難な試練を乗り越える強さと勇気を持つことを望んでいます」と。GVBは、台湾の被災者に救援と援助を提供するために、その能力の範囲内で資源を提供する用意がある、と彼は記した。

 

グアム大学のアニータ・ボルハ・エンリケス学長も、UOGを代表して台湾の人々に深い哀悼の意を表し、心からの思いを伝えた。「グアム大学は、TECO社および台湾との教育提携、文化交流、そして世界理解と平和への互いの願いを通じて築き上げた強い関係を大切にしています」と、TECO社の劉氏に宛てた手紙の中で述べた。

 

水曜日、グアム国土安全保障省と民間防衛局は、台湾の地震はグアムと北マリアナ諸島連邦に津波の脅威をもたらさないと発表した。


援助とともに危機管理体制の学びを

地震のニュースを聞いて、どれほどの被害になるのか、相当の被害者が出るだろうと思いましたが、電気や水などインフラへの影響も少なそうで、何より避難所対応も迅速に行われているようですね。避難所の映像を見るとプライバシーに配慮したテントやベッド、フリーwifi、医療サービス、カウンセラーの配置、さらには子供の遊び場まで設置され驚きました。傾いたビルは3日後には取り壊し作業が開始されるなど、対応の迅速さと行き届いた対応は学ぶところが多そうです。グアムも大きな地震を経験しています。危機管理にぜひ参考にしてほしいですね。

 

 

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