2020年4月23日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

グアムの観光産業を引っ張ってきたホテル群が立ち並ぶタモンエリア、今はひっそり静まり返っています。

 

グアム商工会議所は現在閉鎖されている業種について、数ヶ月にわたって段階的に制限を緩和、解除する計画を進めている。 最終決定はグアム政府が公衆衛生の専門家チームの見解をベースに経済回復チームで検討され、グアム政府が今週金曜日に承認することが想定されている。グアム商工会議所の会長も経済回復チームのメンバーに参加しており、グアム知事は最近の新型コロナウィルス(COVID-19)感染者患者の数が少ないため、5月5日以降に制限を緩和、解除する方向で検討に入ったと述べた。

 

知事の諮問グループとは別にグアム商工会議所リカバリー委員会が、段階的制限緩和の提案を検討している。それは段階的なステップで構成され、6月22日以降の世界的な回復を想定するフェーズ4につながっている。

 

商工会議所の計画は、以下。

制限緩和・解除のフェーズステップ
来週に入ると、現在、ホームデポやペイレススーパーマーケットなどの小売業者が採用している方法を参考に、ソーシャルディスタンスと衛生ルールを取り入れた上で各種サービスと小売業を再開する準備に入ることを求めていく。再開時、理髪店、サロン、ジム、不動産業者には予約が必要。ショッピングモールやショッピングセンターでは人数制限を設ける必要があり。外出制限期間が終わる5月4日の週は、現在、約13%から14%である感染率が引き続き低いままであると想定。

 

フェーズ1:
ソーシャルディスタンスと衛生ルールを遵守しながら、すべての民間企業と政府機関の再開。バーやレストランは着席形式のサービスのため、引き続き閉鎖。
フェーズ2:
5月25日の週。ソーシャルディスタンスと衛生ルールを遵守しながら、人が集まる公園、一部のレストランを再開。
フェーズ3:
6月22日の週。ソーシャルディスタンスと衛生ルールを遵守しながら、すべてのバーやレストランの営業を許可され、大きな集会も許可。政府はまた、体温スキャン、搭乗前の健康調査をA.B。ウォンパット国際空港で実施。
フェーズ4:
時期は未定。感染コントロール下にある国・地域を対象に、インド太平洋地域での渡航制限緩和にむけて地域のパートナーと協力的な取り組み。

 

商工会議所は「各企業は大きなダメージから立ち直ろうとしています。グアム島は一丸となって経済の回復に努めていくため、政府からの追加の税金や手数料の増加負担を負うことができない。議員に対しては公務員の再編成、削減。政府に対しては経費を抑えて、経済の再構築を後押しするよう要望する」と述べた。

 

写真は4月21日火曜日のタモン。かつてグアム島の経済的推進力であった観光の中心地は今、ゴーストタウンのように静まり返っている。 島民は制限が解除され仕事へ戻れ”GOサイン”が出ることを待ち望んでいる。仕事への復帰は、私たちが慣れ親しんだ日常に戻ることを意味している。

 

グアムのショッピングシーンをリードしてきたTギャラリア。夏の日差しが休業中の巨大店舗を照らします。

昨日のグアムは4日間続いた新型コロナウィルス感染者ゼロが更新できず、残念ながら1人となりました。しかしながら低水準で推移しているため、コロナ制限からの出口の検討が始まり、ようやく見え始めてきました。

 

しかし、今度は観光業に依存しているグアム、オフィスには出勤できてもグアムを訪れる観光客のみなさんはゼロなら実質仕事がない、というケースも多数出てくるのではと心配されます。

 

グアムの会社経営者も「雇用をどこまで守れるのか」「資金が枯渇したら事業再開が難しい」「従業員にとって雇用継続と失業保険給付とどちらがメリットがあるのか」、時間が読めない中で思いを巡らせています。月末が近づき、決断を迫られる時期が近づいているように思います。5月5日までの行動制限期間が終了は嬉しいことなのですが、多くの失業者の実態が表面化するのではと思うと正直怖いです。

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