2020年7月7日Pacific Daily News, The Guam Daily Postより抜粋、要約

https://www.guampdn.com/story/news/local/2020/07/06/few-days-left-submit-students-preference-next-school-year/5379282002/

グアムに公立学校に通う生徒の保護者が、2020-2021年度の学び方を選択するフォームの提出期間が7月10日にせまっている。8月11日(暫定)に再開する予定の公立学校は従来の教室での学習と2種類の家庭学習から選択できる。フォームを提出しない場合は、伝統的な対面モデルに自動的に登録されるとしている。

 

オンライン:100%オンライン家庭学習。オンラインのクラスに参加し、コンピューターまたはタブレットと信頼性の高いインターネットアクセスが必要。プリンターとスキャナーがあればさらに良し。

ハードコピー:紙ベースまたはハードコピーベースのカリキュラムの家庭学習。アメリカ連邦教育安定化資金がハードコピー資料の購入に使用される。

従来の対面式:従来の対面式クラスに参加する生徒を対象。ABCのグループに分けられ、3分の1の少人数うでクラスに参加。兄弟が同じまたは複数の学校で在学する場合は同じスケジュールの調整に務める。登校は隔日となり、登校のない日は課題、プロジェクト、またはアクティビティに取り組む。その際、学生が端末やインターネットにアクセスできるかどうかに応じて、電子的またはハードコピーを通じて提供できる。

グアム公衆衛生局によると、7月6日には13人の新型コロナウィルス感染確認があり、合計は301例に達した。

 

13例のうち2例は公衆衛生研究所を通じて陽性と判定された。11例は11以前に陽性が確認された患者の家族などである。

https://www.postguam.com/news/local/13-more-cases-increase-guams-covid-19-total-to-301/article_ffa77724-bf34-11ea-86e1-d3ec54ef0e92.html

 


観光業再開への期待が高まる中、二桁の新規感染者が続いています。とはいえ、多くの新規感染者が濃厚接触者ということがせめてもの救いですが、検疫規制緩和への影響が気がかりです。この一週間ほど、グアム政府からの検疫に関するニュースが全くありません。観光業再開に向けた規制緩和に向けて水面下で模索が続いているのではと推測しているところです。

 

 

すでに7月に入り、アメリカの大学は8月が始業のタイミング。例年なら7月後半から次々に大学進学でグアムを発っていきます。しかし、今年は期待に胸を膨らまして島を離れる新大学生がどれほどいるのかと思います。キャンパスでの授業を再開すると決めた大学、オンラインで再開するとする大学、始業を後ろ倒しして結論を先延ばしにしている大学などさまざまです。昨日は息子の通う大学の学生が新型コロナウィルスに感染し死亡したというニュースがCNNから飛び込んできました。新天地で新しい人生のスタートを切ろうという時期、行くとなれば不安いっぱいでの船出となり、オンラインとなれば進学の高揚もリアリティーがなく可哀想でなりません。

 

 

グアムの公立学校でも授業をキャンパスと在宅から選べるようになります。例年なら7月に入ると「BACK TO SCHOOL SALE」と銘打ったセールがあちこちで開催されている時期ですが、今年はまったく見かけません。学校が始まり、友人と会いスポーツなどに興じる、そんな当たり前の日々を失った子供達のダメージは計り知れないと思います。若年層に与えている精神的な影響が長期に渡り残らないよう、気を配っていくことが必要でしょう。

 

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