2020年7月24日朝刊 The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

新型コロナウィルス(COVID-19)を受けて、グアム政府観光局(GVB)の現在の会計年度の予算は2,200万ドルから1,200万ドルに削減。2021年の修正予算案は、過去数年間の年間約2,200万ドルから910万ドルに大幅に減少する可能性があり、誤った期待を抱くことは望ましくないとペレス氏は語った。

 

GVBはこの修正予算案が承認された場合、どのような予算を組めるのか言及していない。また、来週修正予算案が上院議員に提示される前に理事会メンバーと会う予定であるとしている。

 

グアムの旅行者数は、2015年度の130万人から2016年の140万人に、そして2017年と2018年には150万人に、2019年に記録的な160万人に達する勢いで増加、2020年度は160万と予測されていた。ペレス氏は2021会計年度の旅行者数は合計251,437人程度と見込んでいる。

 

ペレス氏はグアムが観光客が受け入れを閉鎖することは決してなく、旅行者が感染を恐れて旅行するのを恐れているか、検疫規制が旅行の足かせになっているとしている。

 

GVBの理事会はグアム知事が7月1日の当初の観光業再開目標を延期すると発表した後、新しい日付は設定されないものの、8月1日から9月30日まで到着客を迎えるエンターテイナーを雇うために21,000ドルの資金を承認。また、日本、韓国、台湾の回復計画に125万ドルを承認した。

 

GVBのペレス氏はCOVID-19の新規感染者は引き続き出ているものの、他の地域よりもはるかに低い。現在の問題はわれわれのソース市場、つまり旅行者の居住地域にあり、グアムではないという。 さらにグアム島を安全な旅行先にするためにできる限りのことを行い、訪問者を受け入れる準備もできていると語った。グアムの企業はマスク着用や社会的距離の確保、頻繁な消毒など、健康と安全のプロトコルを使用を順調に進めている。グアム政府観光局プレジデントのギテレス氏は、 GVBの予算は観光誘致基金(TAF)から捻出され、GVBの完全な管理下にあるべきと述べた。

 

 

 

 

 

本日から検疫ルールが変更されました。今回の検疫ルール改正では情報が錯綜して、情報周知も十分にされず、メディアによっても表現がまちまち。挙げ句の果てに昨夜になって日本がローリスクエリアから消えました。慌ててコロナホットラインに朝一番電話。

 

私:「今日から施行された新しい検疫ルールを見たんですが、ローリスクエリアに日本がないんですが….どういうことですか?」
担当者:「あっそう?じゃ、ローリスクエリアじゃないんじゃない?」
私:「昨日まで日本はローリスクエリアに含まれてたんですが….」
担当者:「私も昨日の夜見ただけだから…、ないならそうなんじゃない?」
私:「じゃ、日本はハイリスクエリアに含まれるの?」
担当者:「もうハイリスクエリアとは言わないのよ。ローリスクエリアとそれ以外の区別だけ。

 

日本がハイリスクエリアとなると、陰性証明書がないと政府指定の施設に隔離となるため、観光業にとっては前進どころか後退、強制隔離に後戻りになります。観光業が主要産業といいながら、一夜にしてローリスクエリアから日本が転落したことも、説明したり特記することもなく……信じられない!

 

 

日本の「GO TO トラベルキャンペーン」も情報周知がされず、足並みが揃わない中でのスタートとなっているようですが、グアムも負けず劣らずわからないことだらけ。今晩の便で友人が日本からグアム入りします。とりあえず強制隔離に回されてもいいように準備して日本を出るようですが、果たしてどうなることか?日本はグアムにとって北欧諸国以上に影響力があるはず、現在も直行便があるのだからもう少し配慮してお知らせなり、告知なり説明なりしてほしいのですが…..!

 

 

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