2020年8月31日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム観光局(GVB)はタモンの洪水緩和への資金を公共事業省(DPW)に50,000ドルを要請している。GVBのペレス副局長は「この地域の排水システムは50年間の洪水対策を想定して設計され、ため池と3つの排水溝は十分で定期的なメンテナンスが必要。この排水システムは2002年に発生した2つの超大型台風にも耐えた。問題は20年以上メンテナンスを怠ってきたため石灰化した泥の堆積物やゴミなどが排水路を詰まらせている」と言う。

 

GVB理事会の承認を受けて、貯水池が完成し排水溝の工事が進行していたが$ 260,000の予算を使い果たし工事が中断していた。今週初めにタモンで発生した洪水は、月曜に排水溝にゴム製の堆積物が残っていることがわかったものの大量の水で危険だったためアクセスできず、火曜日に排水溝と排水システムの保持容量を制限して取り除かれた。

 

「資金がなくなった時点で請負業者に放置されたままになっていた。DPWの責任であるため、GVBは公共事業の支援を要請した。」と言う。

 

グアムに来て間がない頃、洪水の発生している道に侵入してしまい通り過ぎた後にブレーキが効かなくなり怖い思いをしたことがあります。以降はどこに水が溜まるかわかってきたので避けて通るようにしています。グアムにはそんな場所が何ヶ所もあります。今日のニュースになっているサンドキャッスルからハイアットリージェンシーにかけてのエリアもその一つです。大掛かりな工事がされていたのを知っていたので改善するのかと思ってましたが、この十年ほどは以前と変わらない状態が続いていたので設計ミスなのかと思っていましたがメンテ不足だったのですね。

 

このエリアの他にも多額の公費をかけて対策が施されても、さほど以前とかわらない状態になっている場所が多々あります。それらも同じくメンテされてないのかもしれませんね。立派な建物を作ってもできてからが大変、固定費として維持管理費、さらに耐久性を考えると補修費なども発生します。とかく新設の設備に注目が集まりますが、今あるインフラをメンテナンスして有効に活用していく、そんな視点で予算組みしてほしいですね。パブリックビーチや公園、施設を快適にいつも気持ちよく末長く使えるように…..。

 

 

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