2020年9月9日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアムに入国するほとんどの旅行者は政府の検疫施設で14日間の検疫を受け続けている。グアムが新型コロナ感染拡大を押さえ込もうとしている中で、グアム保健省は月曜日に検疫要件を明確にするためにガイダンスを発表した。グアム政府はアウトリガーグアムビーチリゾートからデュシットビーチリゾートに変わった施設を検疫施設に追加した。

 

グアム知事の行政命令はグアムへの入国を制限しており、グアム島に入るすべての人が検疫の対象となる。以前は低リスクと見なされた国や地域から入国する旅行者は、COVID-19検査が陰性であれば政府施設での検疫を回避できた。しかし感染拡大に伴い出発地や到着前に検査されたかどうかに関係なく、グアムに入国するほぼ全員が施設で検疫されている。

 

命令に従わなかった場合、1,000ドル以下の罰金または1年以下の懲役、あるいはその両方で罰せられる軽罪となる。強制検疫にはいくつかの例外があり、新型コロナが報告されていない場所から直接来たもの、または適切な文書を備えた重要な医療専門家またはエッセンシャルワーカーが例外となる。

 

パラオやミクロネシア連邦などにはCOVID-19の症例が報告されていない地域があり、限定的ではあるがグアムへの直行便がある。これらの地域からの乗客はCOVID-19テストを受ける必要はなく検疫も不要としている。医療専門家は移動ガイドラインに沿って自宅検疫することができ、検疫期間中も報告義務することで活動することができる。ただし、到着時に空港の公衆衛生局長からの承認書と規定の方法でのCOVID-19陰性検査結果が必要。これらの書類がない場合は両方を入手できるまで政府の検疫施設で隔離となる。国防総省の下請け業者、建築関係者、産業技術専門家、その他エッセンシャル関連労働者も政府施設での検疫を回避することができる。

 

医療目的の渡航者は到着する前にグアム保健省にリクエストを提出して、緊急の医療を受けるために検疫所を離れることができるように移動が制限された個人の住居や賃貸宿泊施設で検疫できる場合がある。

 

これらの個人はグアムに到着する5日前までに受けたCOVID-19陰性テストを空港で提示する必要があり、グアム到着の24時間以内に再テストを受けることに同意する必要がある。

 

家族の緊急事態や深刻な病状、または葬式を目的にグアム入島する個人は、ケースバイケースで判断される。スタッフは個別に制限付きで検疫を離れ自宅検疫に転送できるかを決定し、COVID-19検査を受ける必要がある。

 

久しぶりに検疫の情報が掲載されていました。現在は基本的にすべての入島者に2週間の検疫が課せられています。ただ、強制隔離場所のグレードがアップしたようで、聞くところによると食事内容もレベルアップしているようです。タモンビーチに面した人気リゾートホテルなので、海の景色も眺められるので気分は多少は癒されることでしょう。

 

しかし、未だによくわかりません。入国前と入国後のPCR検査で検疫期間を短縮したり、免除したりすることもできそうなのに、あえて政府負担で14日間の隔離を続けることに、どんなメリットがあるのかわかりません。強制隔離には部屋代の他にも、食事、ランドリー、セキュリティー、退出後のクリーニング代など費用が嵩んでいることでしょう。限られた資金や資源、有効に使う模索をやめないでほしいですね。

 

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