2020年9月23日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

中国空軍がグアム攻撃のシミュレーションとみられる動画を公開。ロイター通信によると、この動画は米国の国務省高官の台湾訪問に反発し人民解放軍空軍ウェイボのアカウントで公開された。問題の動画はH-6爆撃機がボタンを押すと滑走路での爆発が映し出され、その滑走路の映像はアンダーソン空軍基地と同じようなレイアウトの衛星画像であると述べた。

 

中国に関する最近の米国国防総省の報告によると、長距離を標的にできる中国の爆撃機はH-6各種のバリエーションで構成されており、H-6Kは6つの陸上攻撃巡航ミサイルを搭載できる。

 

現在、米国と中国間の緊張が高まっている。ウォールストリートジャーナルはキースクラク米国務次官が台湾の大統領と会談した際、中国の軍用機が台湾の近くを飛行したと報じた。

エスパー国防長官は8月29日、グアムで河野太郎国防相と中国の行動について会談し、中国共産党の指導下で近隣諸国の脅迫と威嚇、東シナ海と南シナ海での継続的な攻撃を含む中国の悪質な行動について言及した。 「我々は、この地域における北京の挑発的な行動に反対する立場を堅持している」とエスパー氏は語っている。


美しいビーチに沢山の笑顔が戻りますように!

昨日もグアムでは43人の新規陽性者、2名のコロナ関連死が報告され横ばい状態が続いています。明日にもまた金曜正午に期限を迎えるロックダウンが緩和されるかどうかの発表があるはずですが、グアム政府は経済を動かしながらコロナ収束を模索する雰囲気ではないので、緩和への期待以上に諦めムードが広がっています。

 

今日のニュースは実は昨日の新聞からです…….(1日遅れでごめんなさい)。日本のメディアでは伝えないニュースがたくさんありますので、グアムを取り巻く状況や環境に触れておこうと思い取り上げました。北朝鮮のミサイル問題で緊張した際も同じですが、グアムは西側太平洋地域の最前線であるため緊張が高まると度々名前が上がってしまいます。アメリカが中国への制裁を強め、台湾との距離を縮め、時を同じくして親台派で知られる防衛大臣が日本でも就任し、この1週間で経済制裁から一段階緊張が高まっているのは否めません。

 

先日はグアムのアメリカ軍関連追加予算が承認されるニュースもあり、渡航制限が長引けば長引くほどグアムの労働者が観光から軍関係へ流出するかもしれません。観光業再構築に向けて良い人材を取り込んでおきたいところですが繋ぎ止めるのは難しくなるかもしれません。海外旅行が自由にできるようになる頃には米中関係に解決への糸口が見出せていればいいのですが…..。

 

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