航空業界の危機が叫ばれている中で驚きのプログラムが日本航空(JAL)さんから発表されました。国をまたがる旅行には不安が付きまとい、旅行できない状況にはストレスが溜まる一方です。多くの人がひたすらその地に留まり続け、耐えていることと思います。たっぷり時間がある今なら行きたい場所や体験したい事が沢山あるのに……。そんな矛盾する状況を一挙に解決しようという意気込みが感じられるのがJALさんからお知らせいただいたコロナカバー保険です。
コロナカバー保険は国際線の乗客には無料で付帯されるもので、渡航時の新型コロナウイルス感染症陽性判定時に医療費・検査費・隔離費用が補償されます。また、渡航先で新型コロナウイルスの感染が疑われる場合に24時間無休で相談ができる窓口もあり、コロナ禍における旅を全面的にサポートしてくれます。
この保険は、2020年12月23日(水)〜2021年6月30日(水)に発着する日本航空の国際線フライト全便に付帯され、搭乗日から31日間有効、往復旅程の場合は帰国した時点で失効となるそうです。適用を受けるには陽性と診断されてからできるだけ早く日本航空の24時間サポートに問い合わせる必要があるあり、スタッフが医療と宿泊の予約を手配、医療機関への支払いを代行してくれます。一旦支払ってしまった費用は払い戻しされないので、必ず問い合わせ窓口に確認することが必要だそうです。
外務省は全世界的にレベル2以上の不要不急の渡航について渡航の自粛を求めていますが、現在日本からの渡航者に陰性証明などを原則として隔離免除をしている国が実はたくさんあります。大切な人を日々気にかけながら悶々とした気持ちで過ごしている方は思い切って訪れてみるのも良いかもしれません。また、気にかけている仕事の為の渡航の時期を見極めようと引き伸ばしにしている方など、現地事情がわからない場合でもサポート態勢が充実しているので安心して出かけられますね。
グアムからは12月24日、1月4日、1月24日の臨時便が決定し、徐々に予約が入っているようですが、どの便もまだ空席があるようなのでお早めに。今回はお預け手荷物もビジネスが3個、エコノミーが2個、さらにペットの輸送も可能というスペシャルアレンジメント。日本を経由で第三国へ行くというのもアリですね。グアムにはアメリカ本土で暮らす家族がいるケースが多くあります。普段の生活では叶わない少し長めの滞在ができるチャンスです。世界のエアラインを見渡しても、ここまでのサポート態勢は未だ聞きません。コロナ禍で利用者の心配を軽減してくれる企画に感謝ですね。私も一年近く会っていない遠い異国にいる娘に会いに行こうかしら?
コメントを残す