2020年12月17日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム知事は第一線の医療従事者に最初のワクチン接種始めるという発表とともに、2021年の第一四半期に観光業を再開することができる可能性について言及した。グアム知事はまた対面の指示のための学校を再開する可能性があることも述べた。しかし、グアムがCOVID-19陽性率、リスクスコア、入院者数の低さを維持できるかどうかにかかっているという。

 

火曜日に到着したファイザー社製ワクチンは、本日からOkkodo高校で医療従事者に優先的に摂取され、一般島民のワクチン接種は夏頃になることも付け加えた。グアム到着時に課せられている14日間の検疫は維持する方針。パンデミック指標PCOR1(Pancamic Condition of Readiness)も公衆衛生上の緊急事態もすぐには解除されないだろう、と述べている。

 

グアム知事は7 月1 日の観光事業の再開を目標にしていたが、COVID-19感染拡大の急増を受け中止された。グアム政府観光局(GVB)の取締役会の会長は個人的な立場で、2021 年の早い時期の観光事業の再開を業界関係者と共有している。

 

グアムの観光業従事者の27,000人がパンデミックで失業援助金を申請した。ほとんどの航空会社は来年までグアムへの運休を決定しているが、動向を見ながら再開準備も整えている。

 

グアム知事はグアムと台湾との間の観光や経済的な結びつき強化のため、来年台湾を訪問する計画がある。GVBは台湾との旅行バブル協定の可能性も探っている。GVB関係者はグアム知事が訪台することで、観光バブル計画の後押しになると期待している。

 

台湾の人口は約2300万人で、700人強のCOVID-19感染者と7人の死亡者が出ており、グアムの人口は約16万7,000人で7,000人以上のCOVID-19感染者と119人の死亡者を出している。グアム知事は他の主要市場同様に台湾からの旅行を喚起るためにできる限りのことをしていると述べた。一部の地元企業関係者は、2021年末にグアムの観光は少なくとも75%回復する可能性が高いと述べている。


今度はホント?
信憑性あるのかな?

正直なところ、思わせぶりな言葉にこの10ヶ月間、振り回されてきた気がしています。長引くコロナ禍で専門家の見解や報道を日々耳にしていると、医学知識のない私のような一般人でも多少の知識が身についてきます。根本的な対策や手順、道筋が提示されない中での希望的観測には、もうさすがにもう期待できない感じです。

 

グアムだけではありませんが、世界中が感染の波に振り回され、まだまだコントロール下にはないとしか言えないですね。唯一とも思える成功例の台湾ですが、早期の対応を厳格な入国規制で感染を押さえ込み国内経済を動かし時間稼ぎをしている状況。人類の知恵がウィルスをコントロールした事例とは言えません。

 

グアムについて言えば、強制検疫を解除した後の入国システム、経済を動かすための各企業の感染拡大防止ルール、企業体で感染者が確認された場合の対応ルール、無保険層の医療機関へのアクセス体制など、そしてパンデミック指標PCOR(Pancamic Condition of Readiness)や公衆衛生上の緊急事態の変更指針の提示など、広く島民が認知し協力を仰いでこそ、観光再開の信憑性が高まるように思うのですが、どうでしょう。

 

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