2020年12月18日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約
グアム政府観光局(GVB)の副局長のペレス氏は2021年3月から6月にかけて旅行者の姿を見始めることができ、ある程度のボリュームまで回復するのは7月から9月にかけてになると予想されると述べた。この発言は1 月から3 月にかけてが再開の準備期間となるだろうという、先だってのグアム知事の発言を受けてのものだ。
GVB理事会会長のアダ氏は、グアム知事はCOVID-19に対して安全であると言える準備を求めており、方向性やタイムラインを設定することが重要だと述べた。前向きな姿勢で準備に努めることが重要で、しかも最善の計画へ更新していくことも念頭に入れておくべきと言う。ウイルスは抑制できていないが前進しており、私達は自身を守りながらビジネスや生活の新しい様式を構築する過程であるとした。
観光事業の再開に向けて、GVB は “Give us a moment” からの “Get up and go,” にソーシャルメディアのキャンペーンを移行している。
航空会社が戻ってくる
ユナイテッド航空をはじめ、他の航空会社はグアムへの運航を完全に停止したわけではないが、現在も運休を継続している。グアム・ロータリー・クラブの会合でゲストスピーカーを務めたペレス氏は、日本航空が1月末か2月には、他の航空会社も同様に運航を再開する可能性に言及した。
(新聞記事では上記のように書かれていますが、JALさんからはグアム＝成田線の2月1日～3月20日までの運休が発表されました。)
1月から3月の間、グアムが低い陽性率や入院患者数、リスクスコアなどを維持できるかどうかは、不確実で3月から4月、5月、6月にかけては回復の兆しが見え始めるかもしれませんが、2021年度の第4四半期(7月から9月)までは目立った変化はないだろう、とペレス氏は述べている。連邦政府の失業援助を利用した約27,000人の労働者の多くは観光関連に従事していたと思われ、観光業の再開は多くの人の仕事への復帰が見込まれる。
グアムは2019年度に160万人の到着者数を記録したが、その後、パンデミックの影響で2020年度には53％減の75万7,385人にとどまった。GVBは以前、2021年度の来島者数が悪化する可能性を示していたが、今週から始まるCOワクチン摂取によって状況が好転する可能性があるという見方をしている。
韓国マーケット
ペレス氏によると日本は2021年7月に開幕する東京オリンピックに注目が集まっている為、韓国市場が主導権を握る可能性が高いという。また、CNMIは来年早々に韓国市場への観光を一部再開する。来年、台湾からの直行便が出ればグアム訪問者の中に一定のシェアを確保する可能性があると言う。グアム知事は台湾人観光客によるグアムへの旅行を誘致することを含め、経済的なパートナーシップを後押しするために来年初めに台訪を計画している。
GVBはロータリークラブの会議でグアムの観光に対する成人の大麻産業の影響に関する立場を示し、またCOVID-19-safeとしてグアムホテルとレストラン協会と協力していると述べた。
長い回復期間
ペレス氏はSARSの際には5か月でSARS前の水準にV字回復した事例をあげ、今回は同じような回復軌道にはならないだろうと繰り返した。その理由に旅行業界のマーケティングや流通チャネルが大きく混乱しているため、回復には長い期間がかかると言う。また、観光業は社会的な距離とタッチレスを実現する新しいスタイルへ整備することも急がれる。
検疫、その他の問題
アダ氏によるとグアムは検疫の問題にも取り組まなければならないと言う。現時点では検疫期間が到着後14日となっており、それはグアムの主要な観光市場である日本と韓国も同じ。検疫要件は解決しなければならない根本的な問題で、GVBはこの進展に強い関心を持っていると語った。GVBは、グアムが家族に優しいイメージを持ちつづけることにも尽力している。さらにCOVIDアラートアプリの積極的なキャンペーンも行なっている。「観光業界は、このパンデミックから、COVID以前よりも良い状態で再スタートを切らなければならない」と締めくくった。
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例年ならばホテルのブッフェに予約が殺到する時期、今年ばかりは許されません。そこでローカルの人々にも大切な人と自宅で過ごすクリスマスやお正月、大好きな和食で食卓を囲んでほしいと思っています。主婦業数十年の私もお料理の先生の手順を見て正しい料理法を初めて知ることもあります。新年はサクサクの天ぷらとパック餅を使った山菜おこわで迎えてみようかな？
ランキンングにも一応参加し始めした。
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