2021年3月5日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアム教育省の最高責任者は、3月12日から始まる第4四半期中に、公立学校でのハードコピーによる指導を段階的に廃止する可能性が高いと述べた。公立学校では来年度からは対面授業とオンライン授業のみとなる。それは、現在約8,000人の学生がハードコピーによる指導を受けているが、オンラインもしくはキャンパスでの対面授業に移行するよう要請されることになる見込み。

 

教育委員会は学習モデルの変更について金曜日に会合を持ち、夏および来年の計画について議論する。ハードコピー指導が廃止されることが決定した場合は、対面授業とオンライン授業のどちらかを選択するように求め、生徒の移行を支援する。1月から対面授業が再開され、対面授業に約8,000人、オンライン授業に11,000人、ハードコピー教材を8,000人という内訳になっておる。

 

現在対面授業は週に1日、ハードコピーの授業を廃止すれば、来年度は週に2回になるかもしれない、キャンパスでの週5日の授業は、社会的な距離を置く必要があり、多くの教師が2つの異なる学習モデルを管理する必要があるため、いまだに実現できないとフェルナンデス氏は述べている。

 


コロナからの立ち直りが
一番遅れるのが教育現場?

久しぶりの学校に関する記事です。非接触スポーツが再開された、なんてニュースがあったので、少しずつ教育環境も改善されているのかな、って思っていましたが対面授業を選択しても週1日体制は継続しているのですね。親御さんは大変だ…..。

 

少し前にコロナ禍でも学業の遅れを取り戻すのに18ヶ月要する可能でがあるような記事がありましたが、このままではさらに遅れていくことでしょう。ハードコピーをやめたら、来年度は対面授業が週二日に増やせるか…..、ということですので、ソーシャルディスタンスを義務付ける限り賑やかな学校風景は戻ってきそうにないですね。

 

グアムではコロナ禍で私立学校の生徒が随分減少したようなので、その減少分が公立学校に流れているのでは?公立学校の生徒数の変化についての記載を見たことがないのですが、生徒数が増えているとなれば、ますます調整には時間がかかりそう。

 

世界的にはロックダウンをしていた国や都市が、段階的にキャンパスのオープンを始めています。コロナ禍での学校運営に関して、世界の事例も参考にしながら、学業の遅れがさらに進むことのないよう、対策を講じて欲しいですね。

 

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