2021年3月10日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

来週からワクチン接種の対象を50歳以上のグアム島住民に拡大すると抗ウイルス政策委員会が決定した。1ヶ月以上ぶりの変更で、約1万人以上の住民がワクチン接種を受ける資格を得る。50歳以上の住民は3月15日から対象となり、グアム大学フィールドハウスにある集団予防接種クリニックでは、3月16日からより多くの第1回目のワクチン接種が可能な体制を組む。今週は2回目のワクチンのみの投与となっており、土曜日までに8,000回以上の接種を行うと想定されている。

 

グアムはまた、さらなるワクチンの選択肢と投与量を望んでおり、新たに承認されたジョンソン・アンド・ジョンソンのワクチンの最初の1,300回分を受け取ると報告されている。これは今月のファイザー社とモデルナ社のワクチン35,260本に追加される。

 

2021年3月8日、マンギラオにあるグアム大学のカルボフィールドハウスで行われた集団予防接種クリニックで、グアム陸軍警備隊員、保健省職員、その他の医療従事者が、2回目の接種者へのCOVID-19ワクチンの投与を再開した。ワクチン委員会は、ジョンソン・アンド・ジョンソン社のワクチンは、ホームレスや成人デイケアや高齢者プログラムに参加している住民に投与することを決定している。

 

グアムではファイザー社のワクチンが12月中旬から、モデナ社のワクチンが1月上旬から投与されている。これらのワクチンは、完全な効果を得るためには数週間間隔で2回の接種が必要となる。抗ウイルス政策委員会は3月15日に再び会合を開き、ワクチン接種対象者を下記の分野にさらなる拡大を検討するとしている。

○ 金融機関の従業員
○ 飲食店の従業員
○ 食品サプライヤー
○ 教育機関以外の場所での指導者
○ メディア関係者
○ 国際大会に参加するグアムを代表するスポーツチームのメンバー

グアムのCOVIDエリアリスクスコアは0.1と依然として低い。月曜日には431人のCOVID検査が行われ、1人が陽性。現在、グアム記念病院に入院するCOVID-19感染者は1人、集中治療には入っていない。

 


不法越境者急増は、
移民問題に加え、
コロナ対策でも課題山積。

グアムでは着々とワクチン接種が進み、医療機関の負担も軽減されていると言うことなのでひと安心。しかし世界の国にとってみれば、アメリカの準州であるグアムからの渡航者の受け入れ、日本人の帰国はアメリカからとして遵守を余儀なくされます。アメリカでもワクチン接種が進み、各州で行動制限の緩和が伝えられていますが、政権移行後に中米からアメリカへの不法越境が急増、月間10万人規模というから驚きです。不法越境者の新型コロナ感染者も多いと見られるため、これではなかなかアンダーコントロール、と言える状況までたどり着くには時間がかかりそうです。つまりトラベルバブルを構築しない限り、世界の国々にとってはグアムもアメリカの一部と見なされ検疫が科され続けることになります。

 

日本サイドもこのような世界各国の動向を見守っているでしょうが、東京オリンピックを観戦する訪日外国人の受け入れ拒否を決定すれば、現行の入国規制は感染の動向にかかわらず、夏までは続くのではないかと勝手に推測しているのですが、みなさんどう思われますか?

 

そんな中でもグアムでは新店舗のオープンも続いています。こちらはIKEAの雑貨や家具を扱うお店「BETTERDAY」、場所はOKAペイレスの裏手であの人気デザート店「Parisco/パリスコ」と同じビルに入店しています。お家時間を心地よく過ごすために、お洒落な雑貨でインテリアを見直すいい機会になっていますよ。

 

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