2021年3月11日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム教育省(GDOE)のフェルナンデス教育長は、約70%の生徒が対面授業に出席しておらず、懸念していると述べた。まだ学習成果が上がっていない生徒を進級させることについて、現時点での計画は、次の学年に進級させ、パンデミックの影響によるペナルティを与えないとしている。しかし、生徒が遅れを取り戻すために、今後1年ほどかけて教育の量を増やす方策も検討している。より多くの学生に教育を提供し、学校に戻ってもらえるようにするにはどうすればいいのか検討しており、多くが来年も学校に行かず、オンラインで過ごすことになれば、さらに悪い結果を招くことになるという。

 

GDOEでは現在、オンライン、ハードコピー、対面授業の3つの学習モデルがあり、ハードコピーモデルの生徒は、教師との接触が少ないため、全体的に遅れをとっている。より多くの生徒をハードコピーからオンライン学習に移行させようとしているが、オンライン学習をしている生徒においても、コンスタントに出席していなかったり、期待する成果が上がっていないこともある。

 

GDOEは引き続きより多くの生徒を対面授業に受け入れる準備も進めている。生徒が学校に行ける日数を増やして、次の学年に向けて着実に伸ばしていく方法を検討している。同時に、生徒が安全に教室に戻れるよう、連邦政府からの資金援助を検討している。

 


あの日から10年、コロナから1年、
子供達が健やかに成長できますように!

 

今日はあの日から10年になります。大切な方を亡くされた人々がどんな思いでこの10年を過ごしたのかと考えるだけでも心が痛みます。平穏な人生を送ることがどんなに難しいことなのか、震災やコロナは否応なしに私たちに突きつけました。当たり前の普通の暮らしの尊さを思い知らされました。

 

新型コロナウィルス感染拡大も多くの人に精神的なストレスや不安を与えてきました。特に目に見えづらい子供達への影響はいかばかりかと考えます。学業の遅れだけでなく、心に寄り添うサポートも合わせて行う必要があると思えてなりません。年齢が低い子供達は自ら抱えるストレスや落ち込みに気づかないのではないかと思います。年齢が高くなってくると、今度は親や周りの人に心配をかけるのではと思い、自分で解決しようとする傾向があるように思います。どんなに学業を詰め込んでも精神的な健康が保たれていなければ、成果は上がらないでしょう。

 

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