2021年3月13日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

1.9兆ドルのパンデミック救済策を下院と上院が承認し、ジョー・バイデン大統領が署名した。グアム観光局(GVB)はグアム政府が新型ウイルス経済対策から受け取る予定の6億6100万ドルのうち、2000万ドルを受け取ることになっている。この資金はGVBの資金不足を補い、観光再開に向けた取り組みに必要なものだと、GVB局長は述べている。

 

GVB局長はGVBが非営利団体であることで、経済対策の資金を受け取る資格があるかが懸念材料であったが、グアム州知事がマイケル・サン・ニコラス代議士に要請し確認が取れている。2週間後にはグアム知事に6億6100万ドルが渡されることになる。そして、そのうち2,000万ドルがGVBに提供される、さらにマタパン・ビーチ・パークの安全性向上(改修プロジェクト)のために、1,800万ドルを受け取る可能性もあるという。

 

旅行者用電子申告書

観光客の受け入れを再開するための準備の一環として、GVBは電子申告書を作成した。このフォームを使用することで、到着時の手続きが効率化され、旅行者が安心して入国できるようになる。この電子申告書は、機内で乗客に配られる紙の書類の代わりとなるもので、乗客は現在必要事項を記入し、グアム税関・検疫局の職員に提出している。

 

電子申告書は、3月25日からオンラインで公開される。乗客はグアム行きのの3日前からフォームに記入することができ、QRコードが生成され、携帯電話に保存して税関に提示することが可能となる。また、この書類は空港内に設置されるキオスクでも利用できるようになり、印刷する費用の節約、さらにGVBがデータを収集し、分析することも役立つ。

 

GVBは、グアムホテル&レストラン協会、グアム国際空港公団、医療チーム、保健省、米国疾病管理予防センターと協力してフォームを作成し、乗客が複数のフォームに同じ情報を記入する必要がないようにした。グアム保健省と税関は、QRコードからそれぞれの管轄分野に関連した情報にアクセスできるようになる。


サクサク、日本入国できる日が待ち遠しい!

日本政府が入国規制を厳格化すると発表して以降、今日初めて友人が日本に向かいます。また、状況がわかれば報告しますね。日本政府は今回の規制強化の理由に入国者の宿泊施設のキャパシティーをあげており、一時的な措置としていますが、陰性証明がないと搭乗できないとすれば、基本的に宿泊施設は不要になるので、辻褄が合わないのです。つまり、宿泊施設のキャパシティーは規制の本質ではないと思えるのです。

 

昨日にはフィリピンからの入国者からアジアでフィリピン以外で初めてとなるフィリピン変異種が確認されたようです。入国規制を厳格化はリバウンドや変異種の再流行を回避するため、世論に後押しされた施策なのでしょう。アメリカでは成人へのワクチン接種を5月末には終わらせるとしています。その時期、日本ではまだまだワクチン接種は限定的でしょう。さらに現行のワクチンが変異種へ効果があるかどうかのエビデンスがまとまり始めていることでしょう。オリンピックまで2ヶ月という5月あたりが強化一辺倒だったこの一年の新型コロナウィルス対策の方向転換の是非が話題になるのではと思います。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

 

 

この記事をSNSでシェア!