2021年3月18日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアム保健省によると、グアム島の移民コミュニティに対する検査とワクチン接種のアウトリーチ活動が早ければ今週末にも始まり、ワクチン接種は教会グループごとに進められる。太平洋地域の移民はCOVID-19のハイリスクグループとされ、死亡者数においても高い確率をしてしている。そのため、グアム住民のワクチン接種対象者は、木曜日からは40歳以上となっているが、グアム保健省がアウトリーチするコミュニティへのワクチン接種は16歳以上とされる。

 

このプログラムにはグアム保健省、アメリカン・メディカル・センター(AMC)、グアム地域メディカル・シティ(GRMC)、ミクロネシア連邦領事館、教会組織、移民コミュニティのリーダーが参加している。トリプルJモータースは、このプログラムを支援するために、医療機器を搭載するフォード・トランジットワゴンXLバンを寄贈。AMCはこのプログラムの運営を主導し、GRMCと保健省が支援と指導をする。

 

月曜日のワクチン諮問委員会では、このプログラムのための2つのアウトリーチが承認された。1つ目は教会に所属する移民コミュニティを対象としたもので、2つ目は太平洋地域の移民が多く住むギル・バザ地区、おそらく1週間以内に開始される。

 

太平洋地域の移民は全人口の約10%であるが、グアム島内のCOVID-19関連の死亡者の約47%を占めている。このプログラムでは、対象となる地域を繰り返し訪問することを計画している。

 

ミクロネシア連邦、パラオ共和国、マーシャル諸島の人々は、自由連合規約と呼ばれる連邦条約により、米国での生活と仕事を認められており、多くはグアムやハワイに定住している。このアウトリーチプログラムはこれらの島々からの移民コミュニティを主に想定している。観光産業従事者へのワクチン接種対象拡大も検討しているが、まだ実施には至っていない。


感染 x 伝播 x 基礎疾患、
方程式をどこで断ち切るか?

新規感染者数が減り、感染者の内訳分析について最近は語られませんでしたが、昨年夏ごろから感染者にどうも地域性があることなどは指摘されていました。この傾向はハワイでも見られるようで、ライフスタイルに起因するのかなど憶測の域を超えていませんが、はっきり数字に現れているのは事実のようです。

 

学生寮などでもクラスターが発生していることからも、やはり居住エリア内に感染者ができと伝播する確率は高くなり、大家族であったり、密の状態が継続したり、また基礎疾患などと相まり、感染及び重症化リスクがさらに高まっているのではと推測します。学生寮などでクラスターが発生しても、重症化や死亡例が少なく話題にならないのは、基礎疾患がないケースが多く大事に至らず収まっているのでしょう。

 

それにしても16歳以上という年齢は低いですね。速攻で出来上がったDNAワクチンですから長期的な副作用に一抹の不安がないわけではありません。ワクチン接種が進む中で、先日我が子には自分なりに調べて判断するように….と、とりあえず伝えておきました。

 

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