2021年5月5日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

グアムで月曜日にCOVID-19関連の137人目の死者が出ことを受け、米国疾病管理予防センター(CDC)は、グアムの旅行リスク評価を「高(レベル3)」に戻した。これにより、5月15日に予定されているグアムの観光再開と旅行後の検疫の緩和がさらに遅れる可能性がある。これは、グアムのCDCによるリスク評価が「高(レベル3)」から「中(レベル2)」に移行してからわずか1ヶ月後のこと。

 

CDCによる「高(レベル3)」評価は、旅行者にグアムへの不要不急の旅行をすべて避けるべきというメッセージを意味する。また、どうしてもグアムに渡航しなければならない場合は、渡航前に完全な予防接種を受け、マスク着用し、6フィートのソーシャルディスタンス、手を洗を推奨している。

 

グアムのような人口20万人以下の地域では、28日間で51~100人の新規患者が発生した場合、「高(レベル3)」のリスク評価となり、グアムでは「非常に高い(レベル4)」に数ヶ月間留まっていた。

 

観光再開への影響
最近発生したCOVID-19のクラスターをうけ、グアム知事は5月1日の観光再開と旅行後の検疫の緩和を2週間遅らせたが、CDCによるグアムのリスク評価の変更が今後どのような影響を与えるかを判断するには時期尚早であるとし「我々は地元と世界の状況を監視し続けており、それに応じて調整していきます」と述べた。さらにグアム政府は、7月21日までに80%の集団免疫を達成できるよう、住民に完全な予防接種を受けるよう呼びかけている。

 

グアム観光局(GVB)のジェリー・ペレス副局長は、CDCの新しいリスク評価について、「グアムは多くの島民がワクチン接種を受けました。ワクチン接種は観光産業の活性化の鍵を握るもので、今後も予防接種の奨励に力を入れていきたい。お互いの安全と健康を守るために、それぞれの役割を果たし続けることを奨励します。観光客をお迎えする準備をする前に、まず国民を大切にしなければなりません。」と述べた。

 

議会観光委員会アマンダ・シェルトン上院議員は、「陽性例の増加とCDCがグアムのリスクレベルを引き上げる決定をしたことを懸念していますが、ワクチン接種の努力と安全対策を継続することを地域社会に促しつづけます」と語った。シェルトン氏によると、観光委員会は5月14日に情報提供のための公聴会を開催し、常に変化し続ける状況の中で、我々の復興計画について議論するとしている。

 

新たに15件のCOVID-19症例が発生
月曜日に行われた572件の検査のうち、新たに15件のCOVID-19の症例が確認された。1例は渡航検疫で、5例は接触者の追跡で確認された。これにより、2020年3月以降、グアムで報告されたCOVID-19の患者数は8,004人となり、COVID-19エリアリスクスコアは1.1に上昇した。

 

月曜日の時点で、入院者は6名。集中治療室にいる3人のうち、2人は人工呼吸器を装着している。グアム保健省はより感染力の高い変異型と考えられているCOVID-19のイギリス変異型がすでにグアムで確認されたと述べた。


韓国ではワクチン接種を条件に
グアムツアーを販売開始!

 

半信半疑ではあったものの、期待していた入国検疫緩和策。時期の延期はやむを得ないとしても、その中身がワクチン接種を条件としているため、観光業再開は日本のワクチン接種の進み具合に委ねることになりそうですね。

 

わたしとしては、一年前から一部の医療チームの助言にもあった空港での抗原検査を取り入れ、陰性証明提示+グアム到着時の抗原検査+アプリ健康管理の方がいいと思うのですが、どうもグアム政府は一環として空港での検査には積極的でないのですよね。ホテル隔離やPCR検査を提供していることを考えると費用やマンパワーも随分軽減できるのではと思うのですが、何か他の理由があるのかしら???

 

韓国では早くもグアムツアーが販売を開始したようです。先月29日から販売を始めすでに約100人が予約済みだとか?しかしこのツアー、最も早いプランで7月21日出発、しかもツアー参加の条件となっているのがワクチン接種を完了した人ということです。韓国のワクチン接種率は日本とほぼ同様に数%にとどまっていますから、あまり現実味がないですが、行けるようになったら一番に行きたいという気持ちで予約されたのかもしれませんね。

 

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