2021年5月31日朝刊Pacific Daily Post より抜粋、要約

 

グアム教育省(DOE)は今年、夏期講習プログラムを全校に拡大、バスサービスと食事を提供、ほぼ5人に1人の生徒が夏期講習に登録している。対面式の授業が中心で、オンライン授業のオプションもある。通常、夏期講習はいくつかの学校のキャンパスに限られているが、グアムロックダウンで失われた学習時間を取り戻すため、今年は連邦政府のパンデミック資金を使って全校に拡大した。

 

公立学校の全生徒は、年度初めに遠隔教育を受けることが義務付けられ、1月からは限られた時間内での対面授業が再開された。

 

夏期講習の登録は5月上旬に締め切られたが、引き続き生徒を受け入れる予定。今からでも希望の保護者の方は、学校に連絡して登録できる。授業は概ね6月7日から7月16日まで、高校の授業は7月22日まで。

 

19%が登録済み
先週の時点で、5,433人の生徒が夏期講習に登録しており、これは全生徒数の約19%にあたる。これは過去数年と比較して、300%の入学者数の増加となる。その内訳は小学生2,855人、中学生933人、高校生1,645人。保護者は子供たちの遅れを取り戻したいと考えているようだという。

 

高校のコースのみはサマースクールで2単位を取得することができるため、必要な単位を取得して夏の終わりに卒業を目指す生徒もいる。3週間のセッションが4回あり、各セッションは半分の単位が与えられる。

 

特別授業
小学校と中学校の生徒は、夏期講習は成績はつかない。過去1年間の成績を再評価するのではなく、学習時間と集中力を取り戻すために受講することになる。また、夏期講習に参加する生徒の中には、小学校から新しい中学校に進学するために、中学校で夏期講習を受ける生徒もいる。

 

グアム教育省は連邦政府のパンデミック対策費を利用して、夏の間に学校の整備を行い、来年度に備えようと計画しているが、夏休みの授業に支障が出ることはない。


コロナ禍で2度目の夏休み、
子供達が有意義に過ぎせますように!

グアムでは本来なら3ヶ月近い夏休みはグアムを離れ旅行を楽しむ家族も多いのですが、今年もなかなか難しいかもしれませんね。夏休みには普段できない経験を積ませたいと、グアムを飛び出し家族旅行を楽しんだり、スポーツキャンプなどに参加する子供たちも多くいました。しかし、これだけ学習が遅れると、親御さん達もなんとかキャッチアップさせたいという思いが募るのもよくわかります。コロナ禍で子供達に安全を確保しつつ、いかに有意義な夏休みを過ごさせるか悩ましいですね。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

 

この記事をSNSでシェア!