2021年6月15日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約
観光業界の専門家であるブレンド氏によると、COVID-19の感染者が増加している台湾が海外旅行が再開するアジアで最後の国になるだろうという。グアム政府観光局(GVB)が開催したデジタルアカデミーでは、台湾に本社を置き、オンラインで旅行やツアー、アクティビティを予約できるKKday社のシニアビジネスディベロップメントマネージャーであるブレンド氏がプレゼンテーションを行い、台湾の国内状況についての評価を述べた。
「韓国が最初に渡航を再開すると思います。韓国のワクチン接種状況は順調で、9月には80%の接種率になると聞いています。そして台湾が最後の一国になるのではないかと思っています」。台湾ではCOVID関連の死亡者のほとんどがこの1カ月間に発生。GVBによると現在、台湾住民の約3%が1回以上のワクチン接種を受けている。
さらにブレンド氏は「ワクチン接種前に海外旅行をすることはないと思います。ワクチン接種後は、台湾から飛行機で3時間から6時間程度で、少人数で近場の観光地を訪れるでしょう。また、パンデミックの間、人々は家にいることを要求されていたため、休暇では、博物館や都会のような混雑する場所より屋外での活動を好むでしょう。これがCOVID後のトレンドではないかと考えています」と語った。
トラベルバブル
ブレンド氏はパラオと台湾の旅行バブルの初期の議論に参加した。パラオでは、4月1日から台湾からの観光客の受け入れを開始、このプログラムでは、到着前の検査とパラオ滞在中の安全対策が義務付けられた。しかし、5月には台湾国内の陽性者が増え、トラベルバブルは終了した。
台湾との旅行バブルは急遽行われたもので、プロモーション期間はほとんどなく、台湾国民はあまり興味を示さなかったという。「結局のところ、行きたいと思う人は本当に少ないのです。安全性の方が重要で、すぐに旅行に行く必要はないと考えています。台湾では旅行バブルを行う機会は再びないと思います。ほとんどの人は、ワクチンを接種してからにしようと思っているかもしれませんね」」と述べた。
コロナ禍終盤、人生を豊かにする
挑戦をさらにもう一つ、いかが?
トラベルバブル構想も時期を逸して実現することなく終わりそうですね。いろいろな打開策が上がっては消え、結局踏み出すことなく1年3ヶ月。ここまで来ればオリンピック明けの再開を目指すという流れでしょうか?
長引くコロナ禍でリフォーム、断捨離、新しい趣味やスポーツを始めた人も多いことでしょう。グアムラバーズの仲間たちをみても、ライフスタイルの幅をぐ〜んと広げているように思います。少なくともあと3ヶ月は続きそうな気配のコロナ禍、普段の暮らしでは手をつけにくい新しいチャレンジがもう一つはできそうですね。
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