2021年6月16日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

米国疾病管理予防センター(CDC)は、17のウイルスサンプルが懸念すべき変異種であることを確認した。火曜日、グアム保健省は、2021年4月から2021年5月の間にグアムで採取された138のSARS-CoV-2ウイルスサンプルサンプルの結果を受け取った。

 

5回目となる今回の結果は以下の通り。
– 15件はB.1.1.7または英国の変異型
– 1件はB.1.1.351または南アフリカの変異型
– 1件はP.1、ブラジル/日本変異種

 

P.1またはBrazil/Japan変異種は、モノクローナル抗体の併用療法に対する感受性を著しく低下させ、他のEUAモノクローナル抗体治療が可能。また、P.1 変異体は、回復期やワクチン接種後、あるいは COVID-19 の過去の感染によって中和が低下する可能性がある。

 

17検体のうち3例は渡航関連例で、14例は渡航歴が不明。渡航関連の3例はグアム政府の検疫施設で確認され濃厚接触者は確認されなかった。

 

グアム保健省は以前にも変異種の報告しており、以下のことが確認されている。
– B.1.1.7 U.K.変異種23例
– カリフォルニア州のB.1.429変異種が8例
– 南アフリカのB.1.351変異種が2例
– 1例がB.1.617.2デルタ変異種と判明

 

今回は、カリフォルニア変異種は確認されなかった。今後もグアム保健省は、CDCにサンプルを送り続け、引き続き住民に警戒を怠らないよう呼びかけている。

 

– マスクを着用。手洗い。ソーシャルディスタンス。
– 予防接種。予防接種のスケジュールは、dphss.guam.gov/vaccinateguを参照。
– 体調が悪い場合は家にいて、人に近づかないように。
– 家族以外の人とは少なくとも6フィート(約1.5m)の距離を保つ。
– 高齢の人の周りでは、社会的な距離を置く。

 

新たに7人のCOVID-19陽性者

6月14日に実施された550件の検査の結果、新たに7人のCOVID-19感染者が確認された。3人の患者は接触者追跡で特定された。1例は最近の渡航歴があり検疫で確認された。

 

現在までに公式に報告されたCOVID-19の症例は合計8,251件で、139人が死亡、49人が隔離されており、8,063人が完治。CARスコアは0.4。

 

COVID-19ワクチン接種
COVID-19の予防接種は、引き続き継続されている。接種の際は写真付きのIDをご持参すること。2回目の接種を受ける場合は、COVID-19の予防接種カードを持参。COVID-19の予防接種クリニックの全スケジュールは、dphss.guam.gov/vaccinateguまたはvaccinate.guam.gov参照。未成年者は親または法定後見人が同伴し、年齢を確認できる身分証明書を提出する必要がある。出生証明書でも可能。親/法定後見人は政府発行の身分証明書が必要。


コロナからの回復を
停滞させているデルタ株

警戒されているインド型変異株(デルタ株)がグアムで見つかっていないのが幸いです。感染力が従来株の2倍と言われているので、グアムは世界的な感染の広がりが収束するまで、なんとしてもデルタ株の島内での感染だけは抑えないとだめですね。

 

デルタ株が原因でイギリスでは全面制限解除が延期、日本でもデルタ株流行地域からの入国時の政府機関での強制隔離期間が3日から6日に延長されるなどそれぞれで規制を強化しています。グアムでは世界的な行動緩和の流れの足枷となっているデルタ株に対する対応策はあるのかな?

 

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