2021年6月17日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

6月19日午前12時1分より、アストラゼネカ社のワクチンを完全接種した旅行者、およびグアム到着後72時間以内にCOVID-19 PCRまたは抗原検査の結果が陰性であることを証明できる旅行者にもグアム到着時の強制的な政府検疫を免除されることになった。ただし、COVID-19の検査結果が陰性の旅行者は、グアム保健省の指針に基づき自宅検疫と自己監視の対象となる。

 

グアムは引き続きパンデミック指標PCOR(Pancamic Condition of Readiness)3にあり、COVID-19の蔓延を継続的に抑制するため、中程度の制限の下でほとんどの活動が許可されている。

 

経済活動の再開
グアムの旅行検疫が緩和されたことにより、パンデミック規制のために1年以上観光が停滞していた韓国からの完全なワクチン接種を終えた旅行者が、グアムに戻ってくる道が開かれることになる。韓国でもワクチン接種をした韓国人は、帰国後の検疫が免除される。グアム政府観光局(GVB)は、グアムの主要市場である韓国からの観光を再開するために、この制限の緩和を知事に要請した。

 

現在、モデルナ、ファイザー、ジョンソン&ジョンソンの3社のワクチンを完全に接種した人だけが、グアム入国時に政府負担のホテルでの10日間の強制検疫を免除されている。これは、米国食品医薬品局(FDA)が緊急時の使用を許可したCOVID-19ワクチンに準じている。

 

グアム知事令はグアムで認可されたワクチンを拡大し、アストラゼネカ社を含む、少なくとも世界保健機関で緊急時の使用が認可されたものを含むようにした。これに先立ち、グアム保健省のチーフメディカルディレクターであるフェリックス博士は、WHOが認可したワクチンも、グアムで認められるためには、少なくとも米国FDAの認可を申請する必要があると述べている。


ワクチン獲得の出遅れが響いているのか
韓国のワクチン接種のスピードが鈍化

日本では大規模接種場での18歳以上のワクチン接種が始まることになり、職域接種もスタート、自治体の接種対象年齢も中年層まで下がっている地域も多く、この2~3ヶ月で一定程度の希望者に接種が進みそうですね。

 

一方、韓国では順調に進んできた接種ですが、ワクチン不足で超過予約が36万人と発表され、一部接種者は接種が延期される事態になっているようです。グアムでアストラゼネカ社ワクチンを検疫免除に含めたのはアストラゼネカ社を多く導入した韓国の接種実態を見てのことでしょうが、韓国の接種スピードも一時鈍化するかもしれませんね。

 

グアムのコアな旅行者層の30〜40代へワクチン接種機会が訪れるのは日本と韓国、双方とも夏の終わりぐらいなんじゃないでしょうか?ただ、韓国に関しては3世代と見られる旅行者を多く見かけてきました。このような家族旅行はコロナ後、変わっていくかも知れませんね。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!