2021年10月1日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム政府観光局は、2022年度の予算として1,900万ドルを採択し、8万5,000人から20万1,000人の入国者数を見込んでいる。グアムの観光業は、航空会社の運航再開が11月か12月まで遅れるという厳しい状況が続いている。さらに、訪問者数が月1万人以上に達するのは、2022年7月から9月頃、つまり2022年度の最終四半期になると予想されている。これはGVBの厳しめの予測であり、楽観的な予測では15,000人規模になるとしている。

 

2018年度は150万人、2019年度は160万人と過去最高の入国者数を記録。GVBの2018年度の予算は2,820万ドル、2019年度の予算は2,390万ドル。

 

GVB関係者によると、グアムの主要観光市場である日本と韓国における渡航制限の解除とCOVID-19の状況の継続的な改善は、グアムの観光に良い影響を与えるとしている。日本ではCOVID-19の緊急事態をすべての地域で解除された。韓国でも10月下旬までに成人の80%、高齢者の90%が完全にワクチンを接種すれば、COVID-19の規制の解除を検討しているという。

 

今回の理事会では、1946万ドルの予算を全会一致で採択。この金額のうち、1450万ドルは2022年の予算法によるもので、200万ドルは2021年からの繰越金。また、以前に承認されたプロジェクトから294万ドルの残額がある。年間予算のうち、半分以上の1,030万ドルは、グアムの3つの主要観光市場である日本、韓国、台湾、および小規模市場へのマーケティングに充てられる。

 

会議ではパンデミック補助金から漏れてしまった観光関連事業の苦境を救うため、連邦政府の観光補助金の申請を検討するようGVB理事会に要請した。また、GVBのマーケティング予算は、何十年にもわたってグアムの観光業を築いてきたビジネスを支援することができると述べた。

 

水曜日には同じグループが、グアム知事の復興タスクフォースに、観光業がようやく戻ってきたときにビジネスが営業を続けたり再開できるように、7500万ドルの助成金を検討するよう求めた。


ホリデーシーズンには
旅行のお客さんを迎えたい!

今日10月1日からグアム政府機関の会計年度がスタートします。つまり2020年会計数字を見る際には、実際には2019年10月1日からの数字が加味されていることを考慮して読みとくことが必要なのですね。グアムが2020年3月中頃から非常事態に入ったわけですから半年近くは平常時だったということになりますから。

 

年末年始あたりには旅行者の予約が入り始める動きもあるようです。状況次第ではキャンセルせざるを得ないことも覚悟した上で、まずは予約、という流れなのでしょう。秋から冬にかけて訪れると予測される第6波を新政権がどう捉えどう対応するか次第で、withコロナ時代の幕開けとなるかどうかという別れ道になるでしょう。ホリデーシーズンをグアムで迎えたいと願う皆さんをお迎えできることを心から願っています。

 

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