2021年11月2日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム教育省(GDOE)は、10月25日に放課後プログラムを開始したが、教師の関心が低く、少なくとも10の学校が生徒に教育の機会を提供できない可能性がある。パンデミックによる学校閉鎖で失われた学習機会を補うために、アフタースクール・プログラムを立案、41の公立学校で放課後のプログラムを計画したが、資金と生徒の関心はあっても、教師が確保できない状況にある。

 

放課後のプログラムは任意であり、パンデミックの影響で教師がストレスを感じているため、給料が増えても自分の時間を減らしたくないと考えている人が多いと指摘されている。アフタースクール・プログラムが教師不足のために実施できない学校は以下の通り。GDOEはこれらの学校の放課後プログラムのスタッフの代替案を検討している。

– Agana Heights Elementary School
– Chief Brodie Elementary School
– D.L. Perez Elementary School
– M.U. Lujan Elementary School
– Machananao Elementary School
– Ordot Chalan Pago Elementary School
– Capt. H.B. Price Elementary School
– Upi Elementary School.
– Inarajan Middle School.
– Luis P. Untalan Middle School

 

Eskuelan Puengiプログラムは、高校生が単位を先取りしたり、各分野のスキルを高めたりする機会を提供している。さらにGDOEはグアム・トレード・アカデミー(Guam Trades Academy)やアスムヤオ・コミュニティ・スクール(Asmuyao Community School)とも提携し、高校生に単位の回復や学習、大学や労働市場への準備のための機会を提供している。

 

グアム・トレード・アカデミーとのパートナーシップは生徒たちのレベルアップを図る新しいカリキュラムも導入している。アスムヤオ・コミュニティ・スクールとのパートナーシップは、学生が卒業に向けて順調に進んでいくように、我々の学習回復活動を支援している。このパートナーシップが始まって以来、41人の生徒が卒業に必要な単位を取得し、現在は14名の生徒が参加。GDOEはアスムヤオ・コミュニティ・スクールに通う高校生に最大3単位までの費用を負担している。

 

GDOEは両方のプログラムに新規の生徒を受け入れている。希望する場合はスクールカウンセラーに連絡するか、学校に直接連絡すれば、GDOEの担当者と連絡を取ってくれます。

 

GDOEによると、小学生776名、中学生257名、高校生994名がアフタースクールのプログラムに登録している。締め切りを延長したため、今から申し込む生徒がいるかもしれませんが、それほど多くはないと考えているという。興味のある保護者の方は、各学校に連絡して詳細を確認し、登録すること。


子供達の心のケアを第一に、
学習の遅れを計画的に取り戻すプランを。

グアムでは9月以降、毎日平均100人近いCOVID-19陽性者が確認されています。学校は今でも二交代制で運営されていると聞いています。つまり、登校するのは週に2日か3日、そのスケジュールも頻繁に変わるため、保護者も仕事のスケジュールを調整するのが大変だとか……。長期間に及ぶ休校やオンライン授業などで学習の遅れを気にしつつも、まだ日常の学校生活さえ取り戻せてないようです。

 

親御さんや学校関係者の焦りに子供達がうまく順応できるといいのですが、子供達に過剰な負担にならないことを願います。コロナ禍で多くのストレスや不安を抱えてきたであろう子供達、心のケアにきめ細かく配慮しながら、数年かけて遅れを取り戻すようなプランを熟考して進めてほしいです。

 

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