2021年11月3日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム政府観光局が先週の理事会で発表した資料によると、10月1日から15日までの2週間で、韓国からの観光客数が飛躍的に増加、グアムは7ヶ月連続で昨年を上回る観光客数を記録する可能性がある。

 

 

10月1日から15日までの間に、韓国から418人の観光客が来島したが、2020年の同時期にはわずか17人。日本からの旅行者は、昨年10月の同時期に19人だったのが99人になり、421%の増加。 また、グアムを訪れるアメリカ人は、10月初旬に347人だったのが1,413人になり、307%の増加となった。全体では2,355人の訪問者を迎え、昨年と比較して276.2%の増加となる。

 

前年比からの増加は4月から始まっている。
– 2021年4月:145%の増
– 2021年5月:189.7%の増
– 2021年6月:234.9%増
– 2021年7月:828.5%増
– 2021年8月:323.6%増
– 2021年9月:96.9%増

しかし、2021年の到着者数の合計は、パンデミック前の割合には及ばず、2021年1月1日から10月15日までの総到着数は、2020年の同時期と比較すると82.3%減少。

 

 

2020年1月だけで157,479人の報告があったのに対し、その期間に合計56,949人の訪問者が記録された。引き続きグアムの主要な来島者は軍事関係者、演習や訓練のために訪れる軍人などが含まれている。今年は、2020年と比較して、米国からの訪問者が約30%増加した。今年はこれまでのところ、米国およびハワイからの旅行者がグアムへの到着者全体の66.4%を占めている。


全面緩和までの過渡期は
渡航の環境整備がポイント?

一喜一憂するには少なすぎる数ですが、COVID-19の認識の変化が2週間の帰国時検疫が可能な一部の人の行動につながっているのでしょう。第6波の行方次第では一気に本格再開への道筋が開けるのではと期待しています。

 

日本政府は原則停止していた外国人の新規入国に関し、受け入れ企業や団体による入国者の行動管理を条件にビジネス目的の短期滞在や留学生、技能実習生を対象に認めることを発表しました。短期ビジネス目的の入国者はワクチンを接種済みなら入国後の待機を最短3日間に短縮できるという新しいルールの月内の運用開始をめざすとしています。観光客は今回の措置の対象外となっていますが、安全性に配慮しながら段階的に外国人の入国を認めていく方針ということです。やはり経済界からの圧力を受けてビジネス外国人の入国からの緩和ですね。

 

緩和に向けても継続されるであろう検疫手続きやPCR検査結果。このあたりの整備や利便性の向上などの環境整備が全面緩和までの過渡期をしっかり数字に反映できるかの鍵を握っているのではと思います。グアム到着の翌朝にPCR検査に向かい数時間待たされた上に数万円支払い、しかも帰国前に結果が届かずヒヤヒヤなんてことになると旅を楽しめないですし、ガッカリ体験に終わってしまいます。ストレス解消のはずの旅でストレスを溜めることにならないように環境整備は進んでいるのかしら……。

 

 

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