2022年1月4日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

 

2022年の観光は、不安定なスタートを切った。グアム政府観光局(GVB)の最新の概算によると、グアム旅行のキャンセルが5000件近くに上り、航空会社はCOVID-19オミクロン株に関する懸念から、フライトの再開や増便を延期し続けている。グアムの主要な観光地である韓国と日本は、オミクロンのために厳しい旅行制限を設け続けている。

 

GVBスポークスマンは月曜日に、オミクロン株の影響で、すべてが流動的であり、3,000から5,000人のキャンセルを予想しているという。グアム行きの旅行者のキャンセル数について、より具体的な推定値が来週のGVB理事会で提示される予定である。12月上旬には、キャンセルが500件から2,769件に増加した。GVBのデータによると、11月下旬にオミクロンが韓国に到着する前には、グアム行きの総利用可能座席数は18,034席。しかし、12月20日までに、韓国からのグアム行き空席は9,880席まで減少したとGVBのデータは示している。これは、アシアナ航空が12月23日から1月30日までグアムへの帰国を遅らせることを決定したことを含め、約1ヶ月で合計8,154席が失われたことになる。

 

韓国の通信社が月曜日に報じたところによると、格安航空会社のエアソウルは予定していたグアム便を1月29日から3月27日に延期し、韓国最大の格安航空会社のチェジュ航空は週2回から週4回への増便を2月26日まで見合わせたという。しかし、4社の航空会社が旧正月チャーター便を見込んでおり、総座席数は818席となっている。

 

明るい話題
ポジティブな話題としては、オミクロンが懸念される変種となる前には多くの制限が解除され、グアム到着者数が8ヶ月連続で増加した。2021年11月の到着者数は9,615人に達し、2020年11月の到着者数2,562人と比べて275.3%増加した。GVBは11月にグアムを訪れた韓国人の56%が、今回が初めてのグアム旅行であったと報告している。

 

会計年度の年間の到着者数は、2020年と比較してまだ78%減少していますが、2022年度の最初の2ヶ月は、2021年の同じ期間と比較して227%の増加となっている。11月の総到着者数のうち、4,162人が米国本土とハワイから、3,639人が韓国から、日本は345人、フィリピンからは336人がグアムに到着した。日本と韓国は外国人に対する検疫や入国制限などを再び徹底している。グアムの観光産業の回復にはまだ程遠く、政府は観光関連事業者向けに5000万ドルの免責融資支援プログラムを新たに開設した。


オミクロン株への置き換わりは
避けられないとの前提で
NEXT STAGEを考えよう。

 

韓国は新規感染が頭打ちになり、重症化数の増加に苦慮しているようです。一方日本は新規陽性者が700人を超え、オミクロン株の市中感染が顕著になってきました。オミクロン型で多かった症状は鼻水、頭痛、疲れ、喉の痛みなど通常の風邪のようですので、風邪っぽいな〜と思ったら用心して外出を避けるなどの対応が重要そうです。オミクロン株にほぼ置き換わっている海外で暮らす人の例を見ると、ワクチン接種をブースターまで完了していても、すでにコロナ既往歴があっても、オミクロン株感染防御にはほどんど効果がないようです。唯一重症化リスクが軽減されると言われていることに期待するしかありません。

 

日本と韓国についてはじっくり様子を見守る時期がまだしばらく続きそうですが、コロナ収束後のグアムの観光市場を見極めた動きや私が勝手に名付けたNEXT STAGE GUAMに向けた行政のリードシップがもうそろそろ見えてくるのではと期待しています。グアムの多くの人が明るい希望を確信し、再び多くの旅行者の皆さんを受け入れる喜びへの活力の源となるように。

 

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