2022年1月6日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

ニューイヤーズホリデー後のCOVID-19の新規陽性者の急増は水曜日も続き、グアム保健省は1月4日に実施された1,351件の検査から189件の新規陽性者を確認した。この結果は、火曜日に発表された1,393件の検査による210人の症例から1日後のこと。接触者追跡により確認されたのは30人、CARスコアは37.9に跳ね上がった。入院患者は13人、集中治療室に入っている人はいない。グアムでは、COVID-19の公式報告例が合計20,088人となり273人が死亡。現在808人が隔離されている。

 

グアム知事は、火曜日に感染者数の増加は旅行や集会が増えた年末年始の休暇後に予想された急増であり、おそらく感染力の強いオミクロン株が影響しているだとう、と述べている。

 

グアム保健省は、2021年12月6日から16日にグアムで採取されたウイルスサンプルから10件の結果を受け取り、デルタ変種と特定さた。グアムはまだオミクロン株の確認報告を受けていないが、グアム知事の医師顧問グループの議長は、水曜日のビデオ演説で「私たちの島には、オミクロン・バリアントが存在することは確かです」と述べている。


国境を跨ぐ移動に課されている
PCR検査は残り続けるのか?

 

欧米の感染拡大に続き、日本、グアムでも感染急増が報告されていますが、イギリスでは入国要件としていたPCR検査がワクチン接種完了者に対して1月9日夕方から不要になるというニュースが飛び込んできました。とはいえ、到着時にラテラルフローテスト(すぐに結果の出る自宅用コロナウイルス検査キット)を受けることを選択できる、陽性になればPCR検査に回される……というような流れになるようです。発表されたばかりで、選択できるという意味に疑問はあるのですが、国境を跨ぐ移動の際にスタンダードとなっているPCR検査がいらなくなるというのは新しい流れを作るきっかけになるのではと思います。

 

日本の水際政策では外国人入国禁止、PCR陰性証明、14日の待機、公共交通機関の使用禁止など、渡航のハードルを上げる措置がいくつも設けられています。グアム入島でもワクチン接種完了、PCR陰性証明が求められます。オミクロン株の感染が落ち着いた後にはコロナ前にはなかったこれらのハードルが徐々に緩和されていくことを願っていますが、一気に全てが緩和、廃止されることは考えにくく、どこから手をつけるのかが気になります。

 

もし、日本入国後の待機期間が短縮されたり、公共交通機関が使えるようになって、観光業再開が本格化しても、PCR検査の義務化が残れば、検査キャパシティの限界という新たな問題が浮上するでしょう。イギリスのラテラルフローテストのような簡易キットへ世界の潮流が向かうのか、日本もその潮流に歩調を合わせてくれると随分渡航の負担は軽減されるのですが…….。

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!