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2022年1月24日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

グアム保健省によると、わずか2週間余りで3万件以上のCOVID-19検査が実施された。検査を受けたのは人口の約20%にあたるという。土曜日、ティーザンのCOVID-19検査場へ向かう車の列は、国道8、10、16号線のバリガダ三叉路を大きく超えて伸びていた。オミクロン変異株によって、COVID-19の1日の新規陽性者数は700人以上、多い日には800人以上にまで急増している。そして、学校や雇用主が職場や学校の安全を確保するために検査希望が急増している。

 

陽性率が高いということは、マンギラオ老人センターで行われているモノクローナル抗体(mAb)療法クリニックを利用する人が増えていることも意味するが、この治療サービスは1月24日から追って通知があるまで閉鎖され、Regen-COVの供給が可能になり次第、再開される。

 

Regen-COVは混合薬で、食品医薬品局(FDA)によると、COVID-19が陽性で、入院や死亡など重症COVID-19に進行するリスクが高い人に対する緊急治療薬として承認されている。

 

1月21日の1,286件の検査から、新たに385件のCOVID-19陽性者が確認された。検査パートナーの数を含む結果は、月曜日に発表される。

 

増加する需要に対応
ティーザンの検査にグアム保健省の他の施設からの検査を加えると、1日およそ1,300件のサンプルを採取することになるという。この17日間で、地域全体と地域のパートナーとともに、3万件以上の検査を行っている。パンデミックの間、グアム保健省は民間クリニックと協力して、住民にSARS-CoV-2ウイルスの検査を行い、キットを提供した。グアム保健省主催の検査は無料だが、ほとんどのクリニックでは料金を徴収している。

 

グアム保健省はラボや地域住民への通知を行うチームのキャパシティ拡大にも取り組んできた。グアム政府は最近、旅行者の出発地がすでに航空会社によるワクチン接種のチェック行っている場合、空港での業務を縮小することを発表した。その結果、10名ほどの人員を他の地域へシフトすることになった。


検査が追いつかない問題は、
withコロナ時代への最大の難関?

ティーザンのPCR検査場で先週初めは3時間程度だった待ち時間が、先週後半には5時間程度まで延びているそうです。これだけ待つとなれば、体調の悪い人が検査に出かけるのは難しく、検査希望者や新規陽性者は減るかも?自宅でできる検査キットと併用する施策を準備していればよかったのに…..。

 

早急に症状がある人や濃厚接触者が容易に検査へアクセスできる体制を整えないと、ガイドラインがなし崩し的にならないか心配です。さらに、しっかりしたエビデンスを蓄積しないと、後々の方針作成の根拠が乏しくなるのではという懸念もあります。withコロナ社会への本格移行を実現するためには、このあたりの舵取りが大切になってくるのではと思います。

 

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