2023年12月18朝刊The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

木曜日の午後、グアム政府観光局(GVB)は12月のミーティングを開催し、キャンセルされたフライトと観光、グアム周辺で目撃された緑色の電動スクーター、新年のドローンと花火に関する質問が出された。

 

GVBが懸念していたことのひとつは、大韓航空とアシアナ航空がグアムへの夕方のフライトをキャンセルする可能性があることだった。「韓国に関しては、かなり悪いニュースがあります。大韓航空は夕方のフライトをキャンセルする可能性があり、アシアナ航空はフライトをキャンセルしてサイパンで季節便を運航することを検討している。アシアナ航空は大韓航空に追随する」とジョージ・チウ理事長は述べた。「これらのフライトがなくなれば、それを取り戻すのは非常に難しい。座席数が必要です。他の航空会社は季節便を運航しており、グアムにとって最悪の事態です。通年フライトが必要なのです」と続けた。

 

さらに、旧正月を間近に控え、2024年2月には大規模な軍事演習が行われる。「ホテルの奪い合いになるだろう。グアムにはホテルの部屋数が足りない。旧正月と軍事演習があり、部屋を確保できない。グアムにはもっとホテルの部屋が必要だというコメントも出てくるでしょう」。

 

「年に4回は必ず演習があり、COVID以前から一貫しており、いつも2月に行われる。私たちは18カ月から24カ月前から調整を試みました」。解決策として提案されたのは、軍や議会との話し合いにGVBを参加させることだ、とローデス氏は言う。

 

公共の危険
タモン、タムニン、デデドのいたるところに設置されている緑色のEスクーターについて、多くの問い合わせがあった。GVBはグアム警察と協力し、公共の場所や私有地に緑色のEスクーターを出している管理会社を特定し、スクーターを押収している。

 

「これらのEスクーターが許可されているとは思えませんし、どの物件とも契約していないことは確かです。懸念されるのは、人々が歩道や道路、車道などに置いていることです」とローデス氏。

 

一方、ホテル・ニッコー・グアムに設置されているGu-yoyoブランドのオレンジと黒のEスクーターは許可されており、ライセンスも取得しているという。

 

「緑色のEスクーターについては、ライセンスも契約も確認できていません。公共の地役権に置いて逃げようとしているのです」とローデス氏。

 

GVBのジェラルド・ペレス副会長は、国税局にeスクーターの営業許可があることを確認した。「問題はEスクーターが認可されているかどうかではなく、適切に配布され使用されているかどうかだ。そこらじゅうに出回っていて、公共の危険になっている」とペレス氏。

 

花火とドローンショー
元旦には15分間の花火ショーが2セット同時に行われる。花火は2024年1月1日午前0時過ぎにでハガッニャ処理場から、タモンではイパオビーチから打ち上げられる。ドローンショーの時間は未定で、9分間の予定。


2024年こそ、明るい未来の気配が
感じられる年にしたいですね。

またまた、お久しぶりの投稿となりました。ニュースは見守っていたのですが、どうも気持ちがついていかず……。できれば嬉しいニュースを取り上げたいのですが、なかなかそうもいきません。今日のニュースも肩を落とすような内容になってしまいました。

コロナ禍で何度も触れましたが観光マーケットを数カ国に頼る構造事態が問題であることは明らか。マーケットを広げること、ターゲット層を重層化することなどを3〜4年前に改めて気付かされましたが、その後の変化や動きはあまり見えません。
この年末年始も2週間ほどは旅行者が急増するでしょうが、年間通して安定的に観光業は成り立つようにするには観光マーケットの分散化は欠かせないでしょう。また、国民性によって流動化するマーケットと安定しているマーケットをしっかり見極めることも大切でしょう。それが、地元の観光関連企業を守り育てることになるのではと思っています。

 

今年もタモン地区にはホリデーイルミネーションがなく、年末の盛り上がりに欠けますが、大晦日の夜から年明けには花火があるようなので、2024年こそ希望が見える年できるよう願いを込めて見守りたいですね。

 

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