外出禁止令から、早ひと月たちました
グアム在住者もみなさんと共に戦っています。

明日2020年4月17日で3月20日から始まった不急不要の外出禁止から4週間になります。突然のことに準備もそこそこ、動揺しながら始まった出勤停止、自宅に引きこもって早ひと月になるとは驚きです。日々目まぐるしく飛び込んでくる世界からのニュースに愕然とする日々が今も続いています。今日は新型コロナウィルス(COVID-19)下のグアムの4週間を振り返ってみようと思います。

旅行者がいなくなったタモン湾。徒歩でタモン湾にアクセスできる人はソーシャルディスタンスをキープしながらウォーキングしています。

3月12日(木)
私は関西国際空港からグアムへ帰島。飛行機は8割程度が乗客で埋まり、まだ多くの卒業旅行と思われる若い人で賑わっていました。この日、トランプ大統領がすでに入国制限をしている中国などに続き、翌日3月13日(金)からEU諸国からアメリカ全土への渡航禁止制限を開始すると発表。グアムでは3月第1週のグアムへの旅行者が前年度比48%減と発表しました。

新型コロナウィルスの世界規模での拡大が、観光業に経済の大半を依存しているグアムに甚大な影響が起こりうることを懸念するものの、具体的に今後起こりうる事態をイメージすることができませんでした。

トランプ大統領のニュースはこちら
https://jp.reuters.com/article/usa-eu-trump-travel-restriction-idJPKBN20Z0GN

3月13日(金)
グアムで新型コロナウィルスが疑われる事案の検査結果が陰性であったことを公表。

フィリピンや日本、アメリカ全土との行き来が多いグアムで、新型コロナウィルスの陽性反応がでるのも時間の問題と思いつつも、陰性であったことに胸を撫でおろしました。

3月14日(土)
世界的な新型コロナウィルスの感染状況を受けて、グアム島内の高齢者センターの閉鎖を決定。

3月15日(日)
世界的な新型コロナウィルスの感染状況をふまえ、チャモロビレッジのウェンズデーナイトの開催中止を決定。グアムで初めて新型コロナウィルスの感染者3名が判明。

起こるべきして起こった感じのグアムにおける新型コロナウィルス感染者の判明。観光客激減の予感、今後の感染拡大に不安が募りました。

3月16日(月)
グアム政府独自の入国制限措置として新型コロナウィルスの感染が確認されている国や地域からの短期渡航者に対して(感染していないことを証明する文書提示除く)入島後14日感の強制検疫措置の対象とすることを発表。グアム居住者に対しては、自宅での自主隔離14日を要請。グアム島の公立学校、グアム大学の休校、ソーシャルディスタンスの呼びかけなども発表されました。

事実上旅行者がグアム島へ入ることができない規制の発表にグアムの旅行業界には激震が走りました。同時にローカルの間では品不足への懸念からスーパーが大混雑、買い占めもあったようです。

日本同様グアムでも最初に買い占められるのがトイレットペーパーやペーパータオル。このとおり空っぽです。

3月17日(火)
グアムで新型コロナウィルスの感染者2名が判明、グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計5名に。

前日の発表を受けて、グアム旅行やオプショナルツアーのキャンセルや延期が続出。旅行業界の皆さんは対応に追われていきます。

3月18日(水)
グアム政府独自の入国制限措置を受け、航空会社各社が減便や運休を発表。

グアム政府令を受けて航空会社各社も早々に動き出しました。日本グアム間は成田発着のみとなることが判明。急激な事態の悪化にグアムがこれからどうなるのか、考えるのも恐ろしい感じでした。

3月19日(木)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計12名に。

グアム知事が3月20日正午から3月30日までの間、市民生活の一部を制限する知事命令を発出。市民生活の維持に欠かせない施設以外の閉鎖を指示。

ローカルメディアのニュースはこちら
https://www.postguam.com/news/local/governor-orders-closure-of-businesses-by-noon-friday-except-in/article_f3e6d284-6987-11ea-b3d3-33e40a4b4df6.html

地元新聞THE POSTより

https://www.postguam.com/news/local/update-motorists-can-drive-hotels-can-keep-limited-operations-restaurants/article_9b3f9268-6993-11ea-8626-873157f43abb.html

3月20日(金)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計14名に。

外出禁止になった3月20日、すでに各店舗が休業を決め、いつもは賑わっているタモンの繁華街は真っ暗に。

3月20日の正午を期限にエッセンシャルワーカー以外の全てが外出禁止、自宅勤務の対象ということで、オフィスを閉めて自宅で仕事ができるようにする準備に追われました。

3月21日(土)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計15名に。

3月22日(日)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計27名に。グアム島内での新型コロナウィルス感染者1名が死亡。

地元のスーパーではマスク着用や入店人数の規制、ソーシャルディスタンスなどが厳格化され、スーパーの前の行列が日常の風景になりました。

3月23日(月)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計29名に。グアム島内での新型コロナウィルス感染者1名が死亡。

さらに、日本政府が3月26日より、アメリカ全域からの日本への入国者全員に対して入国後14日間の待機を要請する検疫強化措置を発表。

事実上グアムでの仕事がゼロになった人も多く、落ち着くまで日本で過ごそうと考えるグアム在住日本人が帰国の準備をはじめました。

3月24日(火)
3月30日とされていた市民生活の一部を制限する知事命令が4月13日まで延期。さらに、公園やビーチの閉鎖を発表。
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計32名に。

3月25日(水)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計37名に。空母ルーズベルトの船員4名の新型コロナウィルス陽性が確認される。

日本政府が26日から開始するアメリカ全域からの入国制限を前に入国しようとする人からいただいた写真です。空港内は閑散としていたようです。

3月26日(木)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計45名に。空母ルーズベルトの船員23名の新型コロナウィルス陽性が確認される。

3月27日(金)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計51名に。

3月29日(日)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計56名に。

この日、グアムから関西国際空港行きの最後のフライトが飛び立ちました。到着後も関西国際空港はこのとおり、店舗もほとんど閉まっていたようです。

3月31日(火)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計69名に。

4月1日(水)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計77名に。

4月3日(金)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計84名に。空母ルーズベルトの船員114名の新型コロナウィルス陽性が確認される。

4月4日(土)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計93名に。

4月5日(日)
4月13日までとしていた公衆衛生緊急事態宣言をさらに5月5日まで延長するという新たなグアム知事令が発表。グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計112名に。

Kマートでは、生活必需品以外のエリアを閉鎖するなど外出禁止や生活必需品を扱うお店への入店規制も厳しくなっていきます。

ホームデポなど生活必需品を扱う店舗でもマスクの着用や体温を測るなど入店前にチェックされます。

ローカルメディアのニュースはこちら
https://www.guampdn.com/story/news/local/2020/04/05/governor-extends-public-health-emergency-may-5/2949673001/

4月7日(火)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計121名に。空母ルーズベルトの船員173名の新型コロナウィルス陽性が確認される。

空母ルーズベルトの感染者が宿泊するホテルでは3食お弁当を用意。感染を避けるため客室へは軍の関係者が届けているようです。

4月8日(水)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計125名に。

4月のゴールデンウィーク前にオープンを予定していたラグジュアリーホテル「つばきタワー」のオープン延期が発表。

4月9日(木)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計128名に。

4月9日から主要道路にチェックポイントが設置されることを知らせる案内です。エッセンシャルワーカーもしくは買い物などの移動以外は罰金を課せられることもあります。

4月10日(金)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計130名に。空母ルーズベルトの船員447名の新型コロナウィルス陽性が確認される。

4月13日(月)
空母ルーズベルトの船員585名の新型コロナウィルス陽性が確認される。

4月14日(火)
グアム島内での新型コロナウィルス感染者が累計135名に。空母ルーズベルトの新型コロナウィルス感染者1名死亡。

4月15日(水)
グアム島内での新規新型コロナウィルス感染者がゼロ。さらにリカバリーして退院した方の報告も多数報告。

グアム島民全員が感染拡大を抑え、新型コロナウィルスゼロを目指して頑張っています。正直当初は、奔放なグアムの人たちがグアム政府の要請、指令に従えるのか疑心暗鬼でしたが、街は閑散として行き交う車の数も少なく、食料品を扱う店でも混雑することもなくなりました。数回に分けて段階的に強化されてきた外出規制ですが、同時にアメリカ政府からの補償やグアム独自の失業保険など、多くの失業者や企業を救う制度が提示されたことも、島民が冷静に行動できている要因でないかと思います。

同時に島民は世界にも目を向けて、アメリカ全土、日本、ヨーロッパ諸国の感染封じ込めが功を奏することを心から願い見守っているところです。まずは1日も早くグアム島の感染拡大を封じ込め、コロナゼロを宣言できるよう一丸となって戦っています。そして再び、皆さんが安全安心してグアム島へ旅ができる日がくることを楽しみにしています。みなさんも、そして私たちもまだしばらく不自由な日々が続きそうですががんばりましょう

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