2020年4月24日朝刊 GUAM Daily Newsより抜粋、要約

 

グアム知事によると、新型コロナウィルス(COVID-19)による影響で公的支援を求めるグアム島民は59%増加。グアム労働省によると約38,000人がパンデミックにより失業、援助を必要とすると予想している。

 

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グアム知事は水曜日の記者会見で「連邦政府の支援策が可決されれば、グアムの経済と公共支出に当てることができます。支給されるまでに経済回復の戦略を練り、観光業の復活に取り組んでいきます。ただし、観光業の復活はグアム島を取り巻く世界的な状況に依存するところが多く、韓国や日本が新型コロナウィルスとの戦いを続けている状況であればグアム経済にとって厳しい状況が続くでしょう。連邦政府の資金援助は経済立て直し期間の架け橋になります」と述べた。

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中小企業救済支援ローン(PPP)
このプログラムは立ち上げからわずか2週間で資金不足になった。アメリカ議会上院は追加の予算を先日可決。当初用意された予算では、508件のグアムの企業が合計1億10240万ドルの融資を受けた。USA TODAYによると、今回は3,200億ドルを超える資金を中小企業救済支援ローンに投入すると伝えている。うちグアムへは300億ドルが割り振られる予定。この措置はグアム時間の金曜日に下院で取り上げられ、可決されるとドナルドトランプ大統領の承認へと進みます。

 

グアム在住25年、今までも何度かタモンの繁華街から旅行者が消える風景を目にしてきました。同時多発テロの時には空港が封鎖された。SARSの時は空港へ行くことが危険であるという空気が蔓延しツーリストが消えました。その度に背筋が凍るような恐怖を覚えたことを記憶しています。今回は過去の危機を上回る長期戦になる様相を強めていますが、私は旅行者ゼロという事態になっても、比較的冷静に、いや楽観的に事態をとらえています。経験を積むということ、年をとるということは、人を打たれ強く成長させているんだと感じました。

家にいると朝のやわらかい光が昼に近づくにつれて強く照りつけ始める1日の光の変化を感じます。午後には真夏の太陽が燦々と照りつけ、雲ひとつない青空が広がっています。庭に目を向けるとパパイヤが大きな実をつけています。バナナは大きな房をつけ日々成長し続けています。よ〜く見るとカラマンシも沢山の実をつけています。美しい自然の営みは心配事を拭い去ってくれます。グアムに暮らして良かったと思う瞬間です。

 

ゆったりした日々、YouTubeをみたり、ちょっとブログを書いてみたり、友達と長々とLineでおしゃべり、今では「まっいいか、いよいよお金が尽きたら、庭の果実を食べてたらなんとかなるか〜」、すっかり肝の据わったおばさんになった自分に気づかされた自宅軟禁1ヶ月です。

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