支援を必要とする人々に
食料を届ける活動始まる

2020年4月27日朝刊 GUAM Daily News より抜粋、要約

 

ペイレスマーケット(Pay-Less Super Markets)コミュニティー財団は、アガニアのホームレス支援団体とCOVID-19フードドライブなどのサービスで新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて困窮する人々を支援している。
ペイレススーパーマーケットの社長は「これらの非営利団体では食糧寄付の必要性が高まっています。 私たちは常に地域社会を支援できる方法を探しています。」と語る。

 

外出制限が続く4月24日、ペイレススーパーマーケットでは金銭を寄付したり、商品を寄付したりできるようになった。店舗前に設置された募金箱に商品や現金を入れて寄付することができる。商品については缶詰または生鮮食品を受け付けている。「今は私たちのコミュニティでは一番支援を必要とする人々に食料を届けることが必要です。ペイレスがこれらの取り組みを支援できることを嬉しく思います」とペイレススーパーマーケットの会長は述べている。

 

毎日、観光業向けのニュースに目を通しています。今日のニュースは今の観光業を取り巻く状況の激動を物語るように思えました。
「JTB新社長」「米エクスペディア32億ドル資金調達、新CEO、CFO任命」「カプセルホテル、ファーストキャビン経営破綻」「楽天、傘下のタビナカ吸収合併」「星野リゾート、3密回避を徹底する感染予防を発表」など、新規オープンやキャンペーンが踊っていたニュースから、経営陣の世代交代、体力がない会社は破綻や合併、生き残りをかけて奮起する会社はwithコロナ時代への準備をすすめているようです。たくさんの社員を抱える大きな会社には社会的責任もあるので、新型コロナウィルスの長期化を見据えた決断や方向転換を迫られているのでしょう。

 

観光業がメインのグアムの経済も、海の向こうで起こる大企業の経営方針転換や事業転換と無縁ではありません。いずれ、グアムの観光業にも何らかの動きとなって現れることでしょう。その時はその時、今は身近な周りの人を元気にし、助け合って、生き延びるアイデアを出しながら、支え合っていきたいと思っています。

 

外出規制がされた直後、グアムでも強盗事件が数件発生していました。しかし、アメリカ連邦政府からの救済案が提示され、強盗事件を耳にしなくなりました。誰もが不安に襲われる今は特に、「一人じゃない、あなたも大丈夫」そんなメッセージを送り続け、生活困窮者に安心感を与えることが、犯罪を防ぎ、秩序ある社会を保つ手段なんじゃないかと思います。

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