2020年5月12日朝刊 The GUAM Daily Post より抜粋、要約

 

5月10日にパンデミック指標PCOR(Pancamic Condition of Readiness)が2に格下げされ、業界ごとのルールはあるが行動制限が緩和されたグアム。知事はビデオメッセージで島には未だ不確定要素があり、すべてが以前と同じではないことを改めて島民に訴えた。

 

グアム保険省は月曜日、4人のPCR検査を行いすべて陰性であったとしている。新しいルールに従い社交的な距離を保ちマスクの着用を守ることにより感染拡大のリスクを軽減し、グアム島が感染収束へ近づくとしている。注意を怠れば第二波の可能性が高まり、これだけは避けたいとしている。

 

グアム 知事は数ヶ月にわたる制限を島民が守り、行動を自粛してくれたことを感謝し、グアム島再建への熱意を強調した。さらに援助が困窮者や企業へ届いていることを確認したいとしている。2018年又は2019年に納税申告書した人は財政支援を受ける資格があり、今後3〜4日で届くとしている。

 

行動制限緩和の次に重要なのは健全な社会を取り戻すこと。財政支援は私たちの社会に雇用が戻り経済が回復するまでの間の橋渡しするのに役立つことを願っているとしている。

 

こちらは本日5月12日のプレジャーアイランドの写真です。晴れて制限が緩和され、自由な行動が許されましたが、意外なことに街は相変わらずひっそりとしています。プレジャーアイランドと呼ばれるグアムで一番の繁華街も制限下と変わらず、人気がなく店は休業のまま。再開したショッピングモールでは一部のお店が抱えこんだ在庫のセールが始まっているようですが、人の姿はまばらです。支援金が届いていないことと、グアムがいかにツーリズムに頼っていたかを物語る景色です。

 

いくつかのホテルでは、この時期にリノベーションを済ませてしまおう、という動きもあるようです。オプショナルツアーなども施設の改築や改装をこの際に進め、ツーリズムの再開の時にはお色直しをしてみなさんを迎えられるようと動き出しています。

 

世界中の観光地が千載一遇の機会と受け止めすべてをリセット。withコロナ、afterコロナ時代の新しいグローバルツーリズムの先駆的存在になろうと知恵を絞っていることでしょう。人々のハートに届く、新しい旅のコンセプトを打ち出せるかが勝敗を左右しそうな予感がします。

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