2020年5月17日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

行政府の執行命令2020-14には「新型コロナウィルス(COVID-19)の原因となるウイルスであるSARS-CoV-2に感染していないことを証明する公衆衛生局の承認および認定された文書がない人はグアムへの立ち入りが制限される。」と記され、承認および認定できる書類の詳細について記載はない。 COVID-19の公衆衛生のウェブサイトにおいては強制検疫命令へのリンクがあり、グアムに到着したすべての人がホテルで検疫の対象となることを告げるチラシだけが掲載されている。

 

グアムの住民であるメトラさんは先日家族が亡くなり、親族が入国制限下のグアムへ戻ることになり、政府が指定するホテルでの14日間の強制隔離を回避するため、事前にCOVID-19の検査を受けていた。日曜日の夜にグアム国際空港に到着した際に持参した書面を提出したにもかかわらず、ホテル隔離の例外として認められなかった。

 

「空港で対応したスタッフは詳細な規定を理解していないようで、日曜日の夜でありオフィスが閉まっているため明日の朝に確認を取る。少なくとも今晩は隔離される必要がある」と言ったという。

 

今回の問題はCOVID-19の検査タイプにあり、鼻咽頭スワブ検査ではなく血液検査を受けていたため有効かどうかが問題となった。グアム政府が発令している入島者の14日の強制隔離対象外の例として記された文書には鼻咽頭スワブ検査でなければならないとは書かれていない。

 

ホテル検疫を回避するための書類が議論になったのは初めてではない。4月にも退役軍人が医師が記した陰性の検査結果を持参したが認めらず強制隔離された。彼の妻は事前に管轄窓口に確認し、必要なのは陰性であることを記す医者のレターだけであると言われたとして抗議し、最終的には自宅での検疫を許可された。メトラさんは行政命令というのは誰に対しても明確で明瞭でなければならず、検査の種類を明記せずに強制的に人々の行動を規制することに憤りを感じている。

グアムで暮らしていると手続きに行ってみたら話が違うことは日常茶飯事。英語を細部にわたって読み取れないことに加え、行政自体の規定が不明瞭なこともあり、無駄足になったり、労力を要することも度々です。海外移住者が誰もが経験することでしょうが、大変な思いをしながらもグアム暮らしの良さもあり、気づけば25年になります。今回のことは、未知のウィルスに立ち向かう非常事態、検査方法も確立されていないので当然かもしれません。

 

私もアメリカ本土で可能な新型コロナウィルスの種類や手続き、検査場所などを調べましたが、検査手法の種類も多く検査結果の信憑性も疑わしいということです。息子の帰島のために調べたのですが、手間をかけてもグアム入国時にトラブルになる可能性も十分に想定されました。決定的なのがアメリカ在住の友人の話。検査結果が陰性でも陽性でもないInconclusive(明らかでない) という結果だったという話でした。検査の有効性ですら確定できない中で、ウィルス感染の疑いがない人間が可能な検査をしてもスムーズに入島できないだろうという予感は当たったようです。

 

「息子よ! 2週間ホテルで我慢してくれ!空港で出迎えて抱きつきたいところだけど、遠くからバスに乗り込む姿を見守るよ。君が晴れて自由の身になる日を待ってる!差し入れはするからね!」

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