2020年10月14日朝刊 The Guam Daily Post より抜粋、要約

 

アガニアショッピングセンターとマイクロネシアモールに映画館を持つタンゴシアターの総支配人はコロナ禍での閉鎖が長引いたこと、そしてパンデミック禍に利用できる新作映画が不足していることから、11月で14年目を迎えるアガニアショッピングセンターの映画館を完全閉鎖すると発表した。アガニアショッピングセンターではトニーローマ、フルーツ、プレイポートなどの店舗がすでに事業閉鎖を発表している。

 

新型コロナの蔓延と感染拡大防止に必要な社会的制限は世界中の映画産業を破壊し、ハリウッドの映画制作会社では制作スケジュールの延期が続いている。タンゴシアターはロックダウンが解除され新作映画が上映可能になればマイクロネシアモールの映画館を再開する予定としているという。

 

グアムプレミアアウトレットの映画館も一時的に閉鎖
グアム島にあるもう1つの映画館運営会社、グアムプレミアアウトレットのリーガルグアムメガプレックスも3月から閉鎖されており、現時点で再開の予定日程はないという。

 

何ヶ月もの間、グアムメガプレックスとタンゴシアターは非接触型決済、徹底消毒のための噴霧器の使用、社会的距離のためのフロアマーカー、温度チェック、マスク着用の義務化、入場制限など再開に向けた安全対策を進めてきた。しかしグアムは依然としてパンデミックの準備状況1にあり、映画館の営業は許可されていない。また制限が解除されても映画制作が遅れ、話題映画のリリースの延期が続けば映画館を再開しても上映できない。

 

リリースが遅れている話題映画にはジェームズ・ボンドシリーズの最新作「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」、ツイスティ・スリラー「テネット」、「ワンダーウーマン1984」、「トップガン:マーヴェリック」などがある。


今さえ辛抱すれば、と思っているのは昭和世代?
若者はもう新しい時代へ歩み始めている?


このブログでもパンデミック以降、何度か映画館再開のニュースをお知らせしてきましたが再開は叶わずにいます。週末になると多くの家族や若者で賑わっていた映画館に人の気配はないままです。コロナは本当に多くの人の営みを奪ってしまいました。昭和、平成といきてきた世代には、多くがオンラインに移行するという考えがどうしてもしっくりこないように思われるのですが、若い世代は違和感なくリアルとデジタルを両立させていくのでしょうか?コロナが収束したら以前の暮らしが戻ると根拠のない幻想を抱いているのは、もしかすると昭和世代だけなのかもと最近思い始めています。

 

「ワクチン出来ました、治療法もほぼ確立しました」となった時、週末にショッピングセンターに繰り出し、人気のレストランで料理を囲みおしゃべりに花を咲かせ、映画館でポップコーンを頬張る日常が戻るのでしょうか?いつの時代も時代の潮流を作るのは若者たち、新作映画を有料配信するサービスなんかが出来て、映画館が再開してもお客さんは年配客ばかり、なんて時代が来たりするのかしら?

 

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