2020年11月12日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

PfizerInc(ファイザー)とBioNTechSE(ビオンテック)によって開発中のCOVID-19ワクチンの配布作業は治験結果を発表した後に準備が進んでるが、すぐに地元の薬局に来ることはない。両社の開発中のワクチンがCOVID-19の予防に90%効果的であることを示した。しかし安全性に関するデータは今月後半に発表が見込まれる。

 

PfizerとBioNTechが高リスク者を対象にワクチンの出荷を開始する前に、規制当局の承認が必要となる。医療従事者と養護施設在住者が対象者リストのトップになる可能性がある。しかし、ワクチンは複雑かつマイナス70℃(-94 F)以下の超低温の保管要件があり、リソースが不足している農村地域や貧困国でいつ利用できるかに影響を与える可能性がある。主要病院でさえ、超低温の冷蔵が不足している状況にある。権威のあるミネソタ州ロチェスターにあるメイヨークリニックの病院でさえ、現在その機能を備えていないという。

 

ファイザーの広報担当者は、米国と緊密に協力して米国、ドイツ、ベルギーの流通センターからワクチンを出荷する方法を検討しており、ドライアイスを使用して、冷凍ワクチンバイアルを空輸および陸上の両方で推奨温度を保ち最大10日間かけて輸送することも含まれていると述べた。

 

州および地方の医療提供者は、地域に到着したワクチンの保管と投与に責任があり、超低温冷凍庫で最大6か月間、または2〜8℃で5日間保管可能。ファイザーの貯蔵ユニットは、最大15日間氷を補充することもできるように設計されていると付け加えた。しかし、氷点をわずかに超える冷凍温度では約5日で効果がなくなる。 BioNTechはこの期間を2週間に延長できるかどうかを分析中としている。

 

同様の技術に基づいたワクチンに取り組んでいるModernaInc。のワクチンは、このような低温で保管する必要はない。Johnson&JohnsonやNovavax Incのワクチンは、通常の冷蔵庫の温度である2〜8℃で保存できる。

 

農村地域へのアクセスが懸念
ニューヨークの主要な病院システムであるノースウェルヘルスは、超低温貯蔵容量を拡大している。冷蔵の体制次第でファイザーが地方の医療システムや養護施設、または冷凍ユニット整備の資金がない国への配布が妨げられる可能性があるという。

 


 

私事ですが、本日は親族の葬儀で早朝から出かけており、夕刊の時間になってしまいました。コロナ禍での葬儀ですべてが異例づくめ。通常ならVIEWINGと呼ばれる葬儀の前日に行われるお通夜のような行事も葬儀が行われた教会も人数やソーシャルディスタンスを管理しながら行われ、食事を振舞うこともできませんでした。検疫の問題でアメリカ本土在住の親族は駆けつけることができなかったり…..。明日からは午前中に発信できるようがんばりますね。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!