2020年12月29日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

トランプ大統領は、グアム時間の月曜に、全米でのCOVID-19ワクチン配布を加速し、グアム住民の失業支援に資金を提供する9000億ドルのパンデミック救済法案に署名した。

 

マイケル・サン・ニコラス代議員は、グアムに関係のある条項は、そのまま残されている。今回の法案はグアムの約28,000人の失業者支援だけでなく、住民を家賃未払いによる立ち退きから保護し、7500万ドルの家賃補助、資格のある納税者に600ドルの直接支援を含んでいる。さらにパンデミック救済法は、連邦政府期間の閉鎖を回避するための230万ドルの大規模な資金調達もカバーすることになる。

 

2回目の経済効果を目的として納税者1人につき600ドル、夫婦で共同で税申告している場合は1,200ドル、対象となる子供1人につき600ドルが支給される。パンデミック失業支援プログラムは週345ドル、2021年3月14日まで、または最長受給資格期間は39週間から50週間に延長される。さらに連邦パンデミック失業補償も2021年3月14日まで週300ドル支給される。

 

パンデミックが始まってから12ヶ月までの滞納家賃や公共料金の支払いにも利用することができる救済に7500万ドル。家賃救済プログラムが施行されるまで誰もが家から追い出されることはないようにするため、現行の立ち退き猶予は2021年1月31日まで延長される。

 

食糧援助プログラムには毎月15%の増額。従業員の給与を維持するための中小企業向け融資プログラムの新ラウンド、教育安定化基金(Educational Stabilization Fund)をへの資金援助。保育施設、およびヘッドスタートプログラムのための追加資金。地方銀行などへの資金提供。グアムおよび米国内に居住する市民のためのメディケアの適用などもある。

 

グアム知事は声明で「どんな法案も完璧ではないものの、このパッケージは全何百万人ものアメリカ人に失業給付を拡大するでしょう。今の私たちの仕事は連邦政府ののプログラムを迅速に展開することです」と述べた。そして、連邦政府の担当者に連絡を取り、関係政府機関に新たな法案実施に備えるよう指示した。

 

グアム労働局長は「法案成立は歓迎すべきニュースですが、現時点では申請できません。いつ、どのように申請するのか発表を待ってください。数週間から1ヶ月かかる可能性もあり失業給付金(PUA)請求者には忍耐強く対応してください」と述べた。

 


年末年始は未来志向の
グアムの楽しみ方に思いを馳せて!

一度議会へ修正を求めていた新型コロナウイルス追加経済支援策ですが、結局トランプ大統領は署名したようです。他国への支援、違法移民への援助、新規美術館建設費や博物館支援金など国民へのコロナ対策とは無関係のものの削除や国民への給付額の増額は時間的経過からすると行われなかったようです。追加対策の成立に時間がかかり、国民への悪影響が及ぶことに配慮したようですね。

 

中小企業支援や失業給付金に見通しが立ったことは喜ばしいですが、どうして議会から法案の趣旨とかけ離れた内容が含まれるのか疑問です。私たちの身の回りでもそんな税金の無駄遣いがないか、見守っていかないといけなさそうですね。

 

今回の法案成立でグアムは引き続き、大きな恩恵を受けていくことになります。引き続き与えられる補償、グアムがゼロから立ち直りコロナ後に新しい魅力あるディスティネーションとして生まれ変われるようイメージを膨らませる機会にしたいと思います。みなさんはコロナが落ち着いたら、どんな旅をしたいですか?旅に何を求めますか?グアムの自然や文化をどんな風に楽しみたいですか?

 

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